マカオで無事IDカード取得。
じゃ、対岸の中国で買い物でも、ということで、ジュハイへ。
ところが、イミグレがすごい人。
無許可タクシーが誘う。
対岸のイミグレは楽だよ。人いないし。
娘が昼寝してしまったので、うーーーん。と悩んだ末、白タクに乗ることにした。
ぐるーっ、と回って反対岸側のイミグレは確かに誰もいない。。。
運転手と旦那は世間話。
おじさんは旦那が中国系アメリカ人だとわかると、
『パスポート外国なのかい?』と聞く。
『そうだよ。アメリカ人だ』と旦那が言うと、運転手のおじさん突然のお願い。
『じゃ、免税になるから、薬かってくれない?』
バックシートの私は目が点( -д-)ノ
『おいおい、なんなん。それ』苦笑
旦那、あっさり
『いいよ』と言う。
い、いいんだ。。。。。
バックシートでうなだれる、わたし。苦笑
4歳の子と外国人の奥さんと白タク乗ってるだけでも、日本人的にはありえない状況だろうけれど。。これから薬屋に行って知らない白タクのおじさんの為に、薬かっちゃってあげちゃうのか?
まぁ、別に時間あるからいいけどー。
『ところで何の薬?』
旦那が聞く。
『実はねぇ。俺奥さんが二人いるんだよ。マカオとジュハイに』
突然の運転手の告白
は?
運転手は、続ける。
『だからさぁ、お互いが嫉妬するので、どちらとも平等にやらないといけないので夜の生活が大変で薬がいる』
その運転手、あんまりしんみりと話すので、私たちは噴出してしまった。
私はバックシートで笑いが止まらない。
『女性二人に愛されて男友人から羨ましがる生活かと思ったんだけれど、実際は大変で。仕事だといって、こちらで3日泊まり、むこうで3日泊まり』
『それって愛人なんでしょ?中国側のは』
私が聞く。
『違う違う、ちゃんと結婚したんだ。だから簡単には別れられない。月1万元の生活費もいれている。もう俺はくたくただ。』
まぁ、自業自得ってやつだなぁ。苦笑
どうやって結婚できるのかわかんないけど、マカオと中国では戸籍が違うのでわかんないのかもしれない。データ化されてなければ、照合しなければわかんないってことか。
彼が免税にしてもらって買った漢方薬。なんと日本円で6万円分も買ったんだよ。
プエルトリコのものらしい。なんだかわかんないけど。
↓
私たちは白タク代を半額にしてもらい笑
その後も、いろんな人に聞いて、東北地方のレストランを見つけて、美味しい料理を食べて中国日帰りの旅は終わったのでした。マカオに戻って一泊したら、日本です。