娘の通う、アメリカンスクールでは、冬の間、毎週のように、どこかのクラスが金曜におにぎりを作り、土曜の朝に上野公園でホームレスの方々に配っています。
お米は全校生徒で各自がもっていき、給食の場所で炊いてくれます。
ママ達は、時間があいてできる人が手伝いに行く感じです。強制は全くありません。
今日はうちの子のクラス(2年生)の順番ですが、5年生のママが手伝いに来てくれていました。
467個のおにぎりができました!
子供達にはホームレスの方々に話しかけて渡してねという指示や、なぜシェアすることが大事なのか、など色々な話し合いがなされます。
夜、親子でいろいろと話すこともたくさんできました。
この学校では、こういうボランティア活動が本当に毎月のように行われています。
そして、今日、上野公園におにぎりを配りにいきました。私正直色々と知らない事が沢山ありました。そこには400人以上の方々が並んでいるんです。とても礼儀正しく。
そして、娘がおにぎりを渡す時に、皆さん、ありがとう、と言ってくれます。
時々娘に拝むように手をあわせてくれる人もいました。私は涙がこぼれそうになり、それをこらえるのだけで必死でした。
どうしてこんな状態になってしまったのか、どうして最低限のセーフティネットが機能しないのか色々考えさせられました。
娘にどうだった?と聞いたら、「わたしは、ありがとうって言ってもらったことだけ考えるようにする、他のことを考えはじめると悲し過ぎる」と言いました。
確かに小学2年生では、それが精一杯だろうなと思いました。
大人である私も、何にもできないのだから。。。
昔書いたブログです。
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