この本、凄いです。
たかが英語
この本を薦めている理由は、三木谷さんが友人だからでは、全くないです。
(だって三木谷さんが書いた他の本、私ブログで今まで一度も紹介してないでしょ?)
じゃ、なぜこの本?
私は、彼が試みている事が、日本を変えると本当に思ったからです。
三木谷さんはこう言いました。
「これはかつて日本で行われたことがない実験なのだ。7000人以上の日本人が2年間で英語をマスターするなんていうことが本当に実現できるのだろうか。僕は狂っているのかもしれない。
しかし、この実験を成功させることでしか、楽天も日本も生き残れないと思った」
読むとわかると思うので内容は書きませんが、三木谷さんは決してネイティブスピーカーになれと言っていません。コミュニケーションがとれれば、細かいことは関係ないと言いきっています。
これは本当に大事なこと。
実は、私の英語は上手くないのです。。。。というか、大人になって習ったので発音は悪いし、冠詞とか、文法もかなり適当です。
でも、コミュニケーションはできる。それで充分。
英語でコミュニケーションができる、たったそれだけのことで、私の世界はそれはもう100倍以上も広がったのです。
日本人は誰でも1000時間やれば、(できた人のやり方のノウハウを共有しあう)誰でも英語でコミュニケーションできるようになるのでは?
三木谷さんの仮説は、正しいです。
そう信じられない人たちの間で、けんけんガクガクの議論が沸騰していますが。。。本当に英語は、やり方をきちんとやれば、誰でもできるようになるんです。
私も英語が大の苦手でした。。。。(ホント)だから実感でわかります。
三木谷さんの一番凄いな、と私が思ったところは、自社で構築したノウハウをライバル企業にも伝えると言いきっていること。それが日本の将来の為だ、と。
この大胆さが、このリーダーシップが今の日本にとても必要なのだと心底から思います。