2012年10月22日

アジアパシフィック アライアンス設立しました

10月21日 インドネシア、ジャグジャカルタで、アジアパシフィック アライアンスが設立されました。
アジアパシフィック アライアンスは、大規模災害が起きたとき、国・地域の「企業」「NGO」「行政」が各組織の壁を越えて連携することをあらかじめ【取り決めをしておこう】という組織です。

実は今まで、外国で災害が起きると、国やNGOや企業がバラバラに助けに行っていました。

その時に、「助けに行っていいか?」と各政府に聞いてから助けに行くというタイムラグもありました。

これでは、ロスがありすぎだよね、というところから、先に取り決めをしておこうよ、そしたら、もっと迅速に助けにいけるし、効率がいいじゃないかというアイディアです。
asia pacific alliance2



日経新聞でもとりあげられましたが、これはものすごく大きなステップです。

いいアイディアだからといって、各国の政府、経団連のようなビジネス界、NGOをまとめあげるのは本当に大変です。

実はこれは、友人のシビックフォースの大西健丞氏とファンドレイジング協会の鵜尾雅隆氏にもう随分前に聞いた話でした。「いつか手伝う」から数年が過ぎました。

そして彼等のリーダーシップで日本発の国際機関がとうとうできたのです。

asia pacific alliance


緊急の災害援助の為に集まっているのですから、「政治問題」に関係なく集まることができます。
そういう意味でも、今後参加をしてくれる国も増えていくでしょうし、これが本当の意味での平和構築になるのではないかと思います。

私の役目は全体のブランディングです。
インドネシア閣僚会議でのサイドイベントや見え方、そういうワーディングを使うか
プレスカンファレンスのチェック、そのほかに、ロゴ、ウェブ、パンフ、スピーチect...etc..



↓ロゴは各国が集まって同じ方向に飛んでいくというイメージをしました。
asia pacific alliance3



あと残り一日、頑張ります!

  

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2012年10月18日

きらきら

確かに、ずっと前から、『きらきら』が大事だと思ってました。
でも、いまは、確信しています
『きらきら』があるから物事は、うまくいくのだって。

『きらきら』というのは、目がきらきらしてる、ってことです。


例えば、少年が、「カブトムシ見つけた!」という時のような目。


先日、ある家を施工した方がそんな目をしていました。

「この窓を見て下さい。ここからね、紅葉が見えるようにしたんです。ここは寒くならないように、こう工夫をしたんんです」

その方は、仕事でこの家を建てたのです。そう、仕事なんです。
でも、まるで自分の宝物をみせるように、その家のことを説明するんです。

きらきら、って目で。

で、旦那も私も将来自分が家を建てるなら、この人に建ててもらいたいなぁ、と思ったのでした。
建築士の資格はないそうですが、現場のことが「好きで好きで」って感じがしました。

友人にその話をしたら、
「その人どういうバックグランドなの?」
「会社はしっかりしてるの?」
と聞かれて
「え、さぁ、知らない」って言いました。苦笑


でも、自分の仕事が大好きで大好きで『きらきら』している、という人の仕事は、やっぱり妥協がないですよ。私が一番大事にしているのは、そういうことなんじゃないかな、と思ったのでした。

私の友人は仕事に対してみんな(もちろん大変なこともあるけれど)基本嬉しそうに話すのよ。




追伸

そういえば、昨日、イタリアのピアノ王子。。ミラノで活動する日本人ピアニスト 吉川隆弘さんからメールがきました。この人も目がきらきらしてる人の一人です。11月4、9日にコンサートがあるみたいで、来日予定です。チケットも少しなら残っているみたいですよ。凄いから、時間の都合のつく方は是非












  
Posted by tentenwang at 21:33Comments(3)TrackBack(0)

2012年10月15日

プラ子ちゃんのための寄付散歩会の様子

プラ子ちゃんの寄付散歩会

今回は、あきくんが、企画、正直大変なことになりました。

鍾乳洞を見に行くって、延々歩く、歩く。。坂道だし〜〜の16キロ
みんなヘトヘトでやっとたどりついて、ヘルメット渡され、

こんな感じのところに ↓ 入って行く
けいこく 2



そして青の洞窟とまではいかないにしろ、すごい景色が待ってるのだろうとドキドキしながら
すごい大変狭い場所をのぼり続けたら、

実は最後まで ↑ これと同じ岩場だけ、という。。みどころのない(ゴメンナサイ 苦笑)鍾乳洞で皆唖然。。。

なんなの?これ?  探検隊?


そして、その鍾乳洞から、へろへろの状態で、出て来たとたん、
「ごめんなさい、帰りのバス逃したら2時間半後までバスがないんです。走って下さい」と。

は、はい?v( ̄∇ ̄)v???


2キロダッシュ!って。。全然散歩会じゃないやん。

そしてそのバスには結構人がのっていたので、私たちの集団が乗り込んで、突然、バスがインド状態!!
苦笑正直こんなバス日本でみたことない。。というか。。すごかったです。


いや〜〜〜幹事のあきくん、大胆でしたね〜〜〜この企画(←

でもね、鍾乳洞のチケット売り場に98歳で働いていらっしゃる田中ユキさんがすごく素敵でした。
一人で会計もされて、毎日ちゃんと働かれている。
ここまでは嫁がむかえにくるのよ〜とおっしゃっていましたが、後でふと考えてみたら、この激しい坂道運転してくる嫁って何歳よ〜〜?w

でもこの田中ユキさんにお会いできただけで、幸せな気持ちになりました。
おばあちゃん (1)


そして打ち上げは、美味しい会席蕎麦で。
プラ子ちゃんに食べさせてあげたい〜〜〜


ほんと参加者の皆さんが、今頃筋肉痛で、苦しんでいるかと思います。。。
ごめんなさい。。。

でも楽しかったよね?

プラコちゃんの資金が足りなそうな予感なので、来月も何か企画しますね〜!


  
Posted by tentenwang at 18:12Comments(4)TrackBack(0)

2012年10月08日

ブランディングは経営者に「それは違う」と言えないと成り立たない

最近つくづく思うのだけど、日本ではブランディングの経営戦略を立てる人が少なすぎる。


戦略をたてるというのは、「全体を見渡す」ってことだ。

たとえば、ロゴを変えるとか、自社ビルを建築する、とか サイトのデザインを良くする、とか
そういうのもブランディングなのだけれど、そういうのは実はまったくもって最後の方の仕事なのだ。


企業だったら、その企業だけでなく(ましてはその企業のひとつのプロジェクトだけでなく)その企業の立ち位置を社会全体の中でみるっていうのが一番重要なのだ。



もうひとつの重要な仕事は、それを企業の中の人が「やる気」になるように内部の戦略を組み立てることだ。ブランドブックや、社員が誰も覚えていないミッションステートメントを作る前に。


全体が見えないと、見える化などできるはずがない。
経営者と同じ視点で全体を見渡す力をもち
そして、社長に「これは直さないといけない」「ここが違う」と直談判できるブランディングのプロが、日本には圧倒的に少ないのではないか、と思う。


デザイナーはデザインのプロだけれど、何を生み出せばよいのか、明確にわかるはずがない。
しかしまだ多くの社長は、単にデザイナーに頼めば「かっこ良く」なると思っている。


生み出さなくてはいけないのは、もっと別の大きな価値のはずだ。


日本の政治をみても、企業をみても大学をみても、同じ。もったいない。
「全体を見渡せ!」そしてちゃんと伝えさえすればどんなに世の中は良くなるかって、時々もどかしく思う。




  
Posted by tentenwang at 23:33Comments(4)TrackBack(0)

2012年10月02日

プラ子ちゃん応援 お散歩会のお誘い

プラ子ちゃんについて書いた2007年の記事です。

あれから、プラ子ちゃんにもいろんなことがありました。
モザンビークでたったひとりでNPOを立ち上げ
そして今は、現地で看護師の資格をとる学校にも合格、勉強をしながら活動を続けています。

プラ子ちゃんのブログ

私たちがプラ子ちゃんを応援はじめて、5年になります。
でも、全員ボランティアで、仕事をしながら、空いている時間で、彼女を支える寄付活動をやってこれていのは、正直なところ、誰も無理をしていないからだと思うのです。
そしてやることが「楽しい」からだと思うのです。

散歩会も、モザインビークに関係のない恋愛の悩みや仕事の話などしながら、初対面の人たちと、ほんとうに、ぶらぶら楽しく散策しています。なんだかものすごくゆるいのだけど、でも基本プラ子ちゃん応援してる人たちだから、毎回いい雰囲気になるのです。
楽しんでやってる、誰も無理をしていない。だから続くのだと思います。

これで7回目です。
彼女のNPOは政府の支援も大きなお金も入っていませんので、このお散歩会がプラ子さんのNPOアシャンテママの活動の多くの部分を支えています。
あなたの寄付が直接現地の人たちの生活を変えて行く様子がプラ子ちゃんのブログで感じられると思います。

ご興味のある方は、お気軽にご参加下さい!

(※あんまりにも多い人数で歩いていると怪しすぎる?苦笑 のと、なるべく横つながりができるようにしたいので応募者多数の場合は抽選となります)

  
Posted by tentenwang at 01:32Comments(1)TrackBack(0)