
今回引っ越しで、旦那が東京で買い集めたコレクションが山ほどでてきました。
一部は飾ってますが、残りは北京で倉庫借りました。笑

その中で、彼が犬養毅の書を昔買っていたということが判明。
彼のコレクションを全部開けてたら見つかった。
「えぇ〜〜。こ、これ犬養 毅?」というと
「知ってる人?」
「し、知ってる人って。。」

どうやら旦那はこの書の「字」が好きだったから、というだけでオークションで購入。
犬養毅が誰なのかは知らなかった様子。
「え?え?え?本当に知らないの?犬養 毅はね、岡山の人だよ(旦那は日本政府の国費留学生として岡山大学に派遣され博士号を取得。私たちが出会ったのも岡山なの)
と騒ぐと
「え?そうなの?」
「それに満州事変を中国と話し合いで解決したいと思ってた人よ。だから暗殺されたんじゃないかな。話せばわかる。って、たしか暗殺者に言ったので有名な。。。ほ、本当に何も知らずに買ったの?」
「うん。単に字が好きだった。どう名字日本語で読むのかも知らなかったので検索しようもないし〜」

で、私と娘ちゃん。じっとその掛け軸見て
「偽物じゃない?これ」とくすくす笑ったら、さすがに「うるさい」と言われてしまいました。あはは。

内容は超訳するとこんな感じらしいです。
昔の人は言う。貧しいのは恥ずかしきことではない。
貧しくて志がないのが、恥ずかしいことだ。
志がなければ、何も成す事はできない。
また言う。動けば、稚拙なところを補うことができる。
また、動けば、世の中の成す事で、難しいことはない。
これは、いつになっても変わらない事実だ。
犬養 毅