2014年10月28日

ブッダは悩んでたのよね

超訳ブッダの言葉 [ 小池 龍之介 ]
超訳ブッダの言葉 [ 小池 龍之介 ]

この本の、いいですねぇ。


経集728

ありとあらゆる苦しみは
何かに依存することを
きっかけにして生じる

たとえば
好きな人にやさしくしてもらうことの
気持ち良さへの依存症になると
少しでも優しくないと感じるたびに
苦しみが生じ
相手との関係が邪悪になる

あるいは仕事で目標を達成するうれしさへの
依存症になると達成した瞬間の快感が
さ〜っとひいたのち
空しさという苦しみが生じる

依存症という対象をつくる愚か者は
取っ替え引っ替え別のものに
依存しては脳内麻薬を分泌し
自分から苦しみに近づいてゆく

苦しみが生まれる元凶を
見破ったなら、もはや依存症にかからぬよう
脳内麻薬が抜けていくのを
じっと待つように

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一番心にとめておきたいのは

苦しいときだけでなく
逆に楽しいとき
良い時にも気をつけろ
って、いうところ。

  

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2014年10月23日

一期一会

ある仕事で、主張が違うことで、相手とちょっと言い争いになったことがありました。

お互い自分が正しいwwwと思っているので、空気が険悪になったんですよね。


その時に、偶然居合わせた初対面の別の会社のひとが後で、わたしのとこにきて、突然色々と話をはじめたのです。

その話は哲学とか、日本全体のこととか、まぁ、色々なんですけど。

このはじめて会ったこの方の行動や言葉が、時間がたった今、自分の中で、だんだんと大きなインパクトとになりつつあるな、と感じています。

この人は長年の友人だったわけでもなく、私のことも全く知らなかったわけです。
ましてや議題も全然その人とは関係ないの。偶然居合わせただけ。

だから、重要な人とめちゃ対抗してる私に、別に声をかける必要は何もないわけです。

というか、ふつ〜もめてる人、見たらスルーするよね。苦笑 
あんまり関わらないでおこう、とかw


でも、その人がいてくれたので、今、私はちょっと今までと違う考え方になりました。
で、それに基づき影響うけて行動してる、ような気がします。

自分だったら、そういう場面で同じように優しい行動がとれるかどうか、わかりません。

またその人に会う機会があるのかどうかわかりません。

でも、こういう一期一会があって人生が深みがでるのだろうなって。
宝物みたいに心に折り畳んで、大事にしたいと思っています。

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Posted by tentenwang at 09:57Comments(0)TrackBack(0)

2014年10月16日

叔母さんの愛

今日、旦那の親戚のおじさんが亡くなりました。

ちょうどランチを食べていた時に知らせがはいり、病院にかけつけました。

叔母さんは、泣き叫んでいました。
「なんで、私を残していくの」
「結婚する時、辛かったの。みんなに反対されたの」
私は思わず、彼女の肩を、腕をさすりました。


その横で病院の部屋の、片付けがはじまっています。

薬は捨てていいか、歯磨きやカップはどうするか。
伯父さんの靴はどうするか。

叔母さんは泣きながらも、それには答えます。
それは捨てないで。

伯父さんと叔母さんは、40数年前に、お互いすでに違う人と結婚していました。
叔母さんには子どももいました。

でも恋に落ち、まわりの大反対を押し切り、二人とも離婚したのです。
当時では大スキャンダルだったそうです。

「叔母さんの離婚事件、親族大騒ぎで大変だったんだよ。子どもだったけど覚えてる」
旦那が昔言ってたことがありました。

叔母さんは、私に
「一緒になったとき、なにもかもなくなってしまって。貧しくて。苦しくて。非難されて。辛かったの」
と言いました。

私は叔母さんの手をさすりながら
「でも好きな人と一緒になれて良かったね。寄り添えて一緒に過ごせて良かったね」
ともらい泣きしながら、言いました。

彼女はうなずきながら、唸るように苦しそうな顔で泣いています。

金色の布と思ったよりも軽そうな棺桶がはこばれてきて、淡々と、作業がすすみ
伯父さんはそこにはいりました。

たくさんのことを犠牲にして、愛したひと。

叔母さんは偶然骨折しており、車いすなので遺体と一緒には行けません。
伯父さんをのせた黒い車に向かって叔母さんが叫びました

「行かないで。私をおいて行かないで」

なんども。なんども。

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2014年10月10日

散歩会の参加者募集!!

プラ子ちゃんサポートチャリティお散歩会のお知らせです!


プラ子ちゃんをご存知ない方
ブログ「プラ子旅する。」
PCの方はこちら
http://sonydes.jp/携帯の方はこちら


毎回ゆるいチャリティをボランティアチームで企画してます。
毎回参加する方々も様々。皆楽しいって満足してくださっているみたいです。

で、今回歩く場所は、国会議事堂!
私は、よく行くんだけど、アンティーク好きなわたしとしては、ものすごく好きな場所です。
国会議事堂2


衆議院議員会館で働いている方が考え尽くしアレンジしてくれた見所一杯のコースです!
国会議事堂


今回は20人限定。(抽選です!)


で。。。実はわたしは友人の結婚式とまるかぶりしてしまい、
お散歩後の懇親会からの途中参加になります。ごめんなさい!
でもその時に会っていろいろお話しましょう!いつものごとく話題はプラ子ちゃんのことでなくていいですw仕事でも恋愛でもなんでも〜


お一人でのはじめて参加も大歓迎です!
むしろ一人での参加の方が多いかも!?年齢もめちゃくちゃ幅広いです。
懇親会はあまりに違う雰囲気の方々の集まりなのでお店の人はなんの団体なんだ???
と思ってる感じ 笑


■概要『プラっと散歩 国会議事堂10月25日(土)』■日時: 2014年10月25日(土)12時30分〜17時■会費:5,000円※参加費は全額、プラ子ちゃんに寄付します詳細&申し込みフォーム

——この散歩会の5千円寄付で、でできること——

5千円で10人の女性を教育できます。
プラ子ちゃんは、モザンビークで女性たちに教育をしています。
きちんと協会に通って、教育を修了したらプレミオを渡しています。
蚊帳、油、お塩、お砂糖、石鹸、お米2コップ、干した魚 等です。

5千円で22枚の蚊帳が買えます。
蚊に刺される被害が減るため、マラリア感染防止になります。

5千円で4つのドアが買えます。
ドアがない家で眠る女性や子供たちのレイプや強盗被害を減らします。

5千円で38足のサンダルが買えます。
足から入ってくる寄生虫の感染防止になります。

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■定員: 20名※応募締切:10月14日(火)18時申し込んでね!  
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2014年10月02日

日本のがん患者に必要な相談支援の場、maggie’s centreを東京に

昔、私が建築デザイナーだった頃、シカゴのマクドナルドハウスのデザインコンペで勝って私のデザインが採用されたことがあります。

子どもが病気になったとき、その病院が自宅から遠い場所にあったら、家族の負担は精神的にも肉体的にも、そして経済的にも大きなものになってしまいます。マクドナルドハウスは、その時に何日も病院のソファーで寝たり、三食を簡単な弁当で済ませたりしてしまう家族をサポートするための施設でした。

私は、母の長い癌の闘病生活をみてきたので、家族の気持ちが痛いほど、わかったからこそ細やかな設計ができたのだと思います。

今回、ご紹介したいのは、ご自身が経験した「癌」という病気に、向きあい力を取り戻すための施設をそつくろうとされているプロジェクトです。

「日本のがん患者に必要な相談支援の場、maggie’s centreを東京に」

私は実際には、その施設がどう運営されるのかの詳細はわかりません。
ただ鈴木美穂さん、そして関わってらっしゃる方々の、その今までの経験からくる(細かさ)が、これから沢山の人を支えるのだろうと感じました。

鈴木さんは私が支えているアフリカのプラ子ちゃんのボランティア会に参加してくれたご縁で、知り合った方でした。明るい可愛い人、という印象だけで、まさかこんな辛い病気を乗り越えてらしたとは。。。。そしてこれをバネに新しい取り組みをして、同じ境遇の方々を支えようとしている、その行動力に、心動かされました。

マギーズ2

長期化する治療と不安を支えるマギーズの支援を受けたがん患者は「余命が長い」ことが実証されているそうです。
マギーズ

現在施設の「内装費調達」のための寄付をつのっています。よろしければ応援してあげて下さい。
  
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