2014年12月31日

2014

年末に森美術館の「リー・ミンウェイとその関係展」に行ってきました。
彼が、意識している「繋がる」ということ。
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ちょうどいろいろ考えてたこととシンクロして、帰り道に泣きそうになりました。


自分が誰と「繋がる」ことを選んだのか。
誰と「繋がらない」ことを選んだのか。

意識してた、としても。
たとえそれが無意識でも。

その、ゆるい「つながり」を
人は縁というけれど
本当は、全て自分で選んでつくってきたものなのだとおもう。
まるで布を織るように。

そう、わたしと繋がろうって思ってくれたひとたちへ。
日本1億2707万人、世界70億人の中で、出会って繋がったのよね。

ありがとう。

よい年を。

  

Posted by tentenwang at 22:26Comments(3)TrackBack(0)

2014年12月11日

女が選挙に行けた日

選挙ですね。
投票率が低いそうですね〜。(^_^;)

海外で、選挙さえすることができない国がたくさんあるのを見てきた中で、選挙に行けるというのはとても贅沢なことと思うのですが…。

そして、日本の女性が選挙に行けるようになったのは、実は歴史的にみるとつい最近のことです。

平塚雷鳥さんが女に選挙権をと主張した雑誌は発禁処分にあっています。

その後も、女性の集会の自由を阻んでいた治安警察法がありました。


女性は集まって、政治の話などしようものなら、逮捕されたんですね。。


やっと、市川房枝さんの時代に、女性が集まる権利を勝ち取り、それでも選挙権はもらえませんでした。

女性の選挙権を勝ちとるための、壮絶な戦いがあったんです。。
そしてその人たちは同じ女性たちからも、「選挙権なんかいらんわ」とイジメにあっていたんじゃないかな、とも安易に想像できます。

それでも多くの女性が偏見の目を向けられながらも、女性参政権を訴え、日本でとうとう女性が選挙できるようになったの68年前ですよ!あなた。

私たちのおばあちゃんの子供時代は選挙権なかったんですよ(~_~;)。

平塚雷鳥さん、選挙権以外にも同棲したってことが、当時は大スキャンダルだったそうです。家に投石され続けた。

同棲が、いいか悪いか、それは個人の判断であって、それを選んだ人の家に石投げる世の中とか嫌だなぁ、と思います。

今そんなことをする人は少なくとも、いなくなってきてるわけで。。

いま女性の選挙権取り上げたら、大騒ぎですよね。

女性に選挙権を、と言って雑誌発禁処分なんですから、平塚雷鳥さんがananのセックス特集みたら確実に気絶すると思いますw。はい。

68年。。過ぎて


私たちは、色んな自由を享受してる。
嫌なことも一杯あるけど、
それでも世の中は少しづつよくなってる、と思う。

というわけで、あと数時間、女子たちよ、選挙に行こうね!

( ´ ▽ ` )ノ





  
Posted by tentenwang at 00:14Comments(0)TrackBack(0)

2014年12月07日

好きの反対

失恋した友人が
「彼のことを嫌いになってやる」と泣いていたので、

たぶん、嫌いになろうとするのは、まだ好きでいること、と同じだから、

それより一番いいのは
「無関心」
になることなんだ。

と言うと

彼女の目から、つーって涙がこぼれ落ちました。

リップスクラブあげたんだけど。
これ、使い終わる頃までに
少しづつ
唇も生まれかわって

きっと
無関心になれる。

今は信じられないかもしれないけれど。



2014-12-10-23-53-59
  
Posted by tentenwang at 16:04Comments(3)TrackBack(0)