カンボジア、アンコールワット遺跡近くのホテルのNewyear's dinner中。
昨日マッサージに行った時のセラピストの話を思い出してます。彼女のお父さんはポルポトに殺されたんだと言ってました。
それから、遺跡巡りの運転手も家族が被害者だと話してくれました。ジャガイモをポケットに入れて家族の為に持ち帰ろうとした兄が幼いのに殺された、と。
淡々したふたりの話に、まだまだ戦争の傷あとが強烈に感じられます。
弱いものは、ただそこに置き去りにされる。そして、それに「しかたがない」と多くの人は言います。
私の、2015年 私の1番のショックなニュースは、日本が武器の輸出はじめたことでした。
平和のために武器を輸出する
そして、このニュースを機会に、賛否両論ケンケンガクガク大騒ぎになるのかと思ったら世論が、案外しーんとしてた。この事が、とってもショックでした…。
意見は、どちらでもいいですが、難しい問題をスルーしてしまうと、いずれ、しわ寄せは、弱いものにいってしまう。そう思います。
今、色々な問題が山積しています。
強く極端な方が賛同を集めやすいアメリカの選挙の様子をみても人の、そういう弱い部分が露呈しているように思います。
別に
わたしに
関係ないやって
言えば
楽なんですけど
複雑で
めんどくさくて
皆んなが
目を閉じた方が
楽なことを
あえて、、やっぱり疑問に思う事に、正直でありたい、と思いました。
ずっと応援してきた、かものはしプロジェクトが10年でカンボジアの農村地帯の最貧困層の方々の暮らしをどれだけ支えたかを実際現地で見てきました。日本で多くの人々が、関係ないでしょ、とスルーする中でコツコツと積み重ねてきたのを東京側で、私7年間、見てきました。
ここに来て、どんな事にも、あきらめず、バランスとる、とろうとする人でありたい、そう強く思いました。
ホテルのニューイヤーズディナー隣のテーブルフランス人のマダムの背中が凛として優雅で、物腰美しいです。
私も2016年、強くならなくちゃと思いました。そして同時に優雅にいきたい、と思います。
みなさん、Happy New Year!
よいお年を。
Posted by tentenwang at
23:56
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Newspicksで対談連載スタート
「なんか悪い意図もなく言ったこととかで炎上したら嫌だし、あんまり向いてないと思う〜」とかいろいろ躊躇する私に、Newspicksの編集長の佐々木さん、
「私が全力でお守りしますから」
と王子さまみたいに言ってくれたので、ころっ、と、はじめました新連載(笑)↓
今、日本と世界は大きな転換期にある。そんな時代において、世界レベルで飛躍する、新時代の日本人が生まれ始めている。本連載では、ビジネス、政治、アート、クリエイティブ、研究など、あらゆる分野で、新時代のロールモデルとなり得る「グローバルで響いてる人の頭の中」をフィーチャー。経営ストラテジストの坂之上洋子氏との対談を通じて、各人物の魅力に迫る。
第一回めは近藤麻理恵さん。
今年こそは、落ちついた色気のある人になりたいと高い目標をあげていた私が相変わらず「笑いすぎだろ」という感じです。
グローバルで響いてる面白そうな人いたら推薦してくださいね。
Posted by tentenwang at
07:55
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JALの機内誌と恋愛について
今月のJALの機内誌にエッセイ書いてます。
北京のソフトクリームの話なんだけど、せつなくて甘い感じ、って。
このエッセイは、昔好きだった人の事を思い出して書きました。
まぁ、別に実際の内容はそんな話では、ぜんぜんないのだけど。
私が昔好きだった人は、私よりだいぶ背が低くて、でもそんな事ちっとも気にもしてなくて、堂々としてる人でした。自分がお嫁入りせず彼のお家にご迷惑かけなくて良かったなぁと今はしみじみ思います。
機内でこのエッセイ読んでくれたJALの客室乗務員さんがやってきて「これ旦那さん怒んないんですか〜」って聞かれて逆に驚きました。昔の恋思い出してちょっとせつないぐらいで怒る(嫉妬する?)男なんているのか?笑
誰かを一生懸命、愛したってことも含めて人ってできあがってると思う。それもひっくるめて愛する事ができない人とは一緒にいれない。
面白くないじゃない。真剣に誰かを愛して苦しんだ経験のない人って。恋愛は、交信がなくなっても、泣いてしまっても、辛くても時間がたてば、逢えてよかったなって思うもので、愛はそういう形でずっと生きてくんじゃないかなぁ。。
よく失恋して何にもなくなるっていう人がいるけど、実はそんなことはぜんぜんなくて
愛は
ふえてくんだと思う
(たぶん)
Posted by tentenwang at
21:35
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