私は会社を売却するまで、社長業をしていました。
社員は非常に優秀。で、よく私は、自分がこの会社に就職したら
1週間で首になるんじゃないだろうかと思っていました。
いや、まじで。
特に私は、事務能力がかなり低い......。社長じゃなければ許さ
れないなぁと反省する事多し。(苦笑)
ところが、そんな私が11月から某上場企業の執行役員に就任す
ることになってしまった。
執行役員とは=(つまり)社員。
いち社員としては、この事務能力のなさを、なんとかせんといか
んだろう。
そう思っていた矢先。今朝日本の会社の管理部から電話が入った。
「あの入社書類届いてないんですが」
「え?」
書類の中に保証人印鑑というのがあったので、まず父親に送って
印を押してもらう。それを会社に直接送ってもらう手配をした。
それは、もう10日も前の事だし、父も電話で明日送っとくから、
と言ってくれていたはずだ。
なのに、なぜ届いてないんだ!!!
急いで父に電話してみると
「あ。台所に置きっぱなし」
ありえんだろう。父 その回答。
「明日至急送ってくれる?」
「明日は役員会議で実家には帰れんのだよ」
「.......。」
実は、父も社長をしている。しかも彼が設立した会社はグループ
で年商50億以上になっている。
しかし、父よ。あなたも私と同じく事務能力、相当低いのね....。
(−−;強く遺伝子を感じた日だった。