お母さんはどこから見ても田舎のお婆ちゃんタイプです。
亡くなった義理の父は北京の経済学者で都会派で洒落た人だったようです。文学とアートをこよなく愛し、詩を詠む人。
でも義理の母は、そういうアーティな所は全然ない、です。
近所付き合いがうまくて、大声で、涙もろくて家庭料理が滅茶苦茶上手い、ってタイプ。
なんかこの義理の母を見ていたら、なぜ旦那が私を選んだかわかるような気がします。私は基本的な部分かなりこのお母さんに似てるかも。
得に「大声」とか、ね。(苦笑)
最近、困ったこと。義母は親切心から家の新居に色々な物を持ち込んでくるの。
一応私は、元プロのインテリアデザイナーなのです。米国のインテリア雑誌とかにも載ったこともあるんだよ。
子供がいるし、借家なので米国のレベル維持はとても無理。。

だとしても、最低限のレベルは....、と思っていた矢先。
例えばこんなカレンダー

最初は真っ青になったが、あまりの中国らしさに実は気に入ってしまっている私。
それから、インテリアデザインとか全く関係ないですよねっ、というようなシーツとか。
帰ったら、いきなり、ビニール製のスリッパが玄関に並んでる、とか。
しーん。。。(−−;
でも、何にも言えないじゃない?引っ越したばかりの私達の為に一生懸命してくれているのに。義母は、すごく優しい人なの。大好きだし。
それに外を見れば、回りには貧しい人も一杯います。デザインが悪いからってだけで、物を捨てるわけにもいかない気分。
でも、でも汚れるから、といって椅子の座布団にビニール袋だけは、かけないで、ってば。(苦笑)
もう北京の人達には、私がデザイナーだった事は内緒にしよう、と思う..。(笑)
