それは、クリスマスについての扱い、です。
クリスマスというのは米国ではクリスチャンの宗教行事そのもの。
例えば、ユダヤ人の間ではクリスマスは異教の祭としてお祝いしません。仏教徒も、もちろん祝いません。(もちろん個人差はあるかと思いますけど....)
私がオシャレに見えるから気分で、家のドアにリースを飾った時、
「クリスチャンだったの?」
と近所の人達から驚かれた事がありました。
クリスマス時期は、ホリデーシーズンと呼ばれ、
「メリークリスマス」とか書かれたカードはクリスチャンにしか送ることができません。そこら辺り、結構うるさい人も多いので、私はカードは無難に「Season's Greetings」とかにしています。
まぁ、アメリカって所は、宗教に対して、かなり過敏でもあり、繊細なところがある国だったわけです。イラク戦争も宗教からんだ部分もあるし、ね。
そういうわけで、アメリカに長く住んだ後、北京で最初にクリスマスの飾りつけを見た時はびっくりしました。
中国=共産主義=宗教禁止と思っていたから。
長い事米国で暮らした私には、なんとも無邪気にクリスマスに盛り上がっている中国の人々の姿に違和感が。。。
得にここ私の住む周辺のでは、サンタクロースの帽子を店員にかぶらせている店が多いんです。
レストランでも、美容室でも、ショッピングモールでも、セレクトショップでもコーヒー店でも、みんーな、サンタ帽子かぶってるーーよーっ!!!(苦笑)
あんまり出歩いてないんで北京全体がそうなのかどうかは、わかんないけど.....。
商業主義と片付けてしまえば簡単。でもね。なんかユニフォームみたいな赤い帽子が、とぼけていて、不自然で、それでいて平和な不思議な気持ちにさせられます。


