ちょっとだけ怖いことがありました。
昨年の9月、私の弟分でGREEで活躍している山岸君の結婚式に日本に行きました。その2次会で、関さんという人と知り合いになったのです。
最近その関さんから突然メールが来ました。
会社で昨年中に頂いた名刺の整理をしていたのですが、
ふと坂之上さんが北京にいらっしゃることを思い出しメールしてみました。(中略)
ふと。というところがポイントです。。。
それから、彼がフランス旅行の際に知り合った中国人の方が、北京でデザイン会社をやっているので、ご紹介してもいいか、メールの内容はこんな内容でした。
私はもちろんですよ!とお返事しました。
それからその中国人の社長さんから英語でメールがきました。
そしてとうとう会いましょう、ということになったわけです。
そして、会ってみると、ですね。
その彼女は、な、なんと、私の恩人が投資している会社の社長だったのですよ!!
あ、ありえない。
関さんは私の個人メールを教えたので、彼女も私も何も知らず。
ちょっと背筋がぞっ、としました。
というのもですね。私は彼女の話はNYにいる頃から、長ーーい間、聞いていたのです。一緒に仕事をしたらいいかもしれない、という話もありました。しかし、なんとなく、きっかけがなく、私の恩人もなかなか北京に来ないので、もしかしたら、もう会わないんじゃないかなぁ、なんて思っていた人でした。
名前も知らないし。。
彼女も同じようなことを思っていたそうです。話は聞くけど会えない人。
そんな二人が全然関係ないルートで、偶然会うなんてありえるものなのでしょうか?
北京って人口1200万人いるんです。会社だって山ほどあるわけですよ。それもまた、どうして関さんが私の名刺を見て、ふと思いたって彼女を紹介して下さったのか。。
とても不思議です。
その日彼女とフレンチのランチを食べながら、まるで昔から知っていたかのように話をしました。
「私達、きっと何か一緒にやれるんじゃないかしら」とスプーンを持ち上げた彼女がどこか遠くを見ながら私に言いました。
「わたし、たち、ねぇ」
今日会ったばかりの人なのにその言葉が全然不思議でないのが不思議でした。
こんな「ご縁」大事にしなくちゃ、と思います。
でも、ちょっと怖い、でしょ?