トラムロードを駆け抜けて。
帯が渡辺淳一と宮尾登美子ですよ…..。すごーーい。

軒尼詩道(トラム・ロード)を駆け抜けて

あなたが怖い―Cyber mysterious world
実は桶本乃梨子さんとは作家としてではなく北京で私が主催する全然関係のない会合で偶然知り合ったのです。
ですから私は、彼女が小説家だという事も知らずにお付き合いさせて頂いていました。
ある時一度彼女がすごく悩んでいらした時、五道口のイタリアンレストランで、私がアドバイスした事がありました。
「うーーーん。わたしならこーするよ。自分の本当の心の思うとおりにしたらいいんじゃない?」とかとか。
こんな心理学に長けた小説家の先生とはつゆ知らず、まぁ、えらそーに色々話したわけです。。。。(〜〜;とほほ。
無知というのはある種なんでもできますよね。(笑)
そういうわけで私は彼女の小説を読むのは今回が初めてだったのですが……。もう、息もつけない。面白い。出張の飛行機の中で読みきってしまいました。
彼女はもう書きたくない、なんてこと言っていたけど、この才能もったいないです。次の作品、ぜひ書いてほしいです。