特に私の旦那の家族はグルメ家族ですので……。
この1週間、マレーシア料理。歌踊り付きのフィリピン・タイ料理。上海飲茶。北京で一番歴史の長いシュウマイ店。毛沢東時代のミュージカルを見ながらのテーマレストラン、と、私のダイエットの話は忘れて下さい。という感じで食べてました。(笑)
そして中秋節のお月見の日の今日は、頤和園の中の皇帝料理。
「頤和園」というのは12世紀、金代に皇帝の離宮として築かれた北京でも美しいことで有名な公園。そこで食事の後にお月見散歩をしようという計画です。
レストランはなんと西太后が音楽を聴きながら、食事をした場所でした。それだけではなくレストランの中でも、ステージの真ん中を真上から見下ろせる特等席のテーブルです。
同じテーブルで、周恩来、キッシンジャー、田中角栄も食べたそう……。

しかし「頤和園」の真ん中まで4台高級車を乗り付けて、音楽と劇を見て聴きながらの皇帝料理、VIPテーブルでそれも中秋の日って旦那の家族なんだかもしかしたらすごいん?って、


考えてみれば、義兄は自営業の社長、義姉はメディアでは有名な人だし、義兄はCCTVのプロデューサー。義弟は某日本上場の企業の中国の役員。いとこは裁判官、弁護士。某銀行の総裁。
なんか皆が皆、立派じゃないですかー。
すごい家にお嫁にきたのねぇ。とわたし、ご飯食べながらしみじみ。(今頃。。。)
でも私が旦那と学生結婚した時、義理の兄弟もいとこも皆自転車乗ってたの!!
このくらいの時期、北京白菜しかなかったし。(笑)あの頃、本当に元の価値も弱くて、街にはなーんにもなかったのに。
今はこんなに贅沢で美味しいご飯を気持ちのよいサービスで食べているなんて。
もしかしてこの中国の発展の15年、身を持って体現してるかも、わたし。

あと10年たったらどんなことになってるのでしょう?やっぱり貯金をドルから元に変えとこうかなぁぁ......。なんてことも考えさせられた夜でした。