2007年03月27日

醤油が出来る前に刺身に何をつけていたか?

(・◇・)旦那が突然、日本人はいつごろから刺身を食べはじめたのだろう、と言い出した。

醤油は中国から伝わったわけだから、醤油がある前から日本人は刺身を食べていたに違いない。


一体何をつけて食べていたのだろうか。

しーん。そんなこと興味ないしー。私完全に無視モード。

だって醤油のない刺身ってまずいよぉー。

だからどーでもいーから。そんなこと。(;´Д`)

偶然、家でご飯を食べていた奈美ちゃんが、私の父国文学者なんですと言う。

旦那少々、興奮。『おぉ、それは電話して聞いてよ』

だからなんで奈美ちゃんの会ったことにのないお父さんにそんなことで電話するなってば。

いや、いい加減なこと言うと困るので調べさせます。←奈美ちゃん

(´・∀・`)いや、そんな、調べなくていいってば。。

そしてお父様からこのようなメールが

奈美へ
日本の料理については、川上行蔵という人の、「日本料理事物起源」という大変な労作があり、岩波書店から刊行されている。この本によれば、さしみという言葉が最初に見えるのは、「中原康富記」(なかはらやすとみき)の文安五年(1448)八月十五日の記事。この時のさしみは鯛の刺身だったという。以下、次のように記されている。

その鯛の刺身を食べるのに酢を付けたのか、塩を付けたのか、その辺のことが書いてないのは残念である。いずれにしても、醤油も溜り(たまり)も、煎酒(いりざけ)も、まだなかった頃のことなので、結局酢か塩か酒か、そんなものを付けて食べたものと思う。


どうでもいいけれど、こんな知的なメールが自分の父から届くなんていうこと自体が素敵ねぇ、と奈美ちゃんの家庭環境に感動するわたし。私は自分が頭が悪いので頭が良い人に敏感に反応する気がある。なんて素敵なお父様なの

旦那は、『やっぱり酢とか塩だったのかぁ』とため息をつき

『ふむーー。醤油が、できてよかったねぇ。醤油がなかったら、日本人は酢で刺身を食べてたんだよ。今の幸せはないよねぇ』

ううう。あなたの方が、かなり幸せな人だと思う。





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友人のブログにコメントとして書き込みしていたのですが、あまりに長いので、ちょっと失礼かなと思って、自分のブログで紹介することにいたしました。 おしょうゆは、大豆主体の、「ソイソース」ですが、アジアにいくと魚醤(ビャクナム)になりますよね。たしか、魚の肉血を...
お刺身の起源とおしょうゆの起源【[Today's DOOR]】at 2007年03月31日 00:15
この記事へのコメント
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こんにちは! 長すぎると出るので、わけてコメントします。
おしょうゆは、ソイソースですが、アジアにいくと魚醤(ビャクナム)になりますよね。もともとは、塩漬けをしていたのが始まりらしいです。紀元前700年頃に中国の法律の中に「醤 ヒシオ」の文字が登場します。「醤 ヒシオ」には果実、野菜、海藻などを材料にした「草醤 クサビシオ」、魚による「肉醤 シシビシオ」、穀物による「穀醤 コクビシオ」などがあったようです。
Posted by イノウエヨシオ at 2007年03月27日 12:36
すいません、長くって。続きです。

いろいろな「醤」が日本に伝えられたのは西暦500年代の前半のようです。日本では穀物によるしょうゆが主体になったのは、仏教の影響で菜食が主体となった日本人の食生活によく合うことや、魚醤よりもずっと保存性がよかったとのことですが、どうなんでしょう。もっとも伝来当初の穀醤は、今のしょうゆの原料のような大豆と小麦をあわせたものではなく、大豆単独のものだったのです。

かつおの遠洋漁業に出かける漁師たちは、まいにちマグロがあるのだけれど、食べるのにもっとおいしいものはないかと、しようゆにあるものを混ぜて食べることを思いついたそうです。

それは、なんでしょうか?


それは、マヨネーズでした。ということを聞いてからときどき試しているのでした。そういえば最近は、巻き寿司の中にもそういう味付けのものがありますね。
Posted by イノウエヨシオ at 2007年03月27日 12:37
5
これで最後ですので、お付き合いいただきましてありがとうございます!

刺身の起源は、鎌倉時代らしく、その頃は打身とよんで生魚のままでは食べず膾(なます)にして食べていたようです。大根がたくさんあったので、それを利用したのでしょうね。室町時代には足利義政の頃(1443-73)になると、魚の本体を明かして客を安心させるため、その魚の鰭を魚肉と魚肉の間に挿んだので刺身膾と呼んだらしいです。室町時代の末期に紀州の湯浅でしょうゆがつくられましたが、高価で手が出ないので、味噌をつけて食べていたところもあったようです。ちなみに中国での刺身の歴史は、秦の時代まで遡るそうです。韓国が起源だといわれる方もいらっしゃるので、いずれにしてもどちらかからのご縁をいただいて、日本に伝わったのでしょうね。
Posted by イノウエヨシオ at 2007年03月27日 12:56
きゃー!王おじさん最高!
おしょうゆがあってしあわせだけど、お塩と香油でお刺身とか、お酢でお刺身も美味ー。
Posted by 5! at 2007年03月27日 14:05
そう考えると、醤油も刺身も最近の食べ物ですよね。

逆に、今から500年後くらいには、”昔は刺身に醤油っていうソースをつけて食べてたらしいよ。信じられないよね。刺身にはやっぱり○○が一番”なんて話になってるかも。

もしそうなら、謎の○○ソースが気になる......
Posted by こばっち at 2007年03月27日 17:30
10年くらい前にウチに来ていたカナダ系ケベック人の青年は、お刺身に何もつけないで食べていましたよ。
それでも彼は「おいしい」と言ってました。
もともと彼は醤油やソースやマヨネーズやドレッシングなどを好まない人でしたが。
野菜にドレッシングはなくても可ですが、お刺身に醤油無しは試す気は無いなぁ〜。
醤油があって幸せですね♪
Posted by あよ at 2007年03月27日 23:34
それにしても、よーこさんのご主人は、なぜそんな疑問をふと思いついたのでしょうね?そっちの方が気になる...(笑)
Posted by ケリー at 2007年03月28日 00:10
イノウエさん

さすが。詳細の説明、感謝感謝!
私は、マヨネーズ大好きですよ。カルフォルニア巻きののりですよねー。

5!さん
そうそう、そういう食べ方も美味しいよね。この間東京で会えずごめん。今度帰った時は美味しい和食しましょうね。


Posted by よーこ at 2007年03月29日 12:21
こばっちさん

そういう将来的な展開を考えてみるなんて、さすがね。何つけて食べてんだろうね。きっとぜんぜん違うものねー。


あよさん
お刺身にドレッシングって結構いけるかも!
Posted by よーこ at 2007年03月29日 12:29
こんにちはよーこさん。この前恋愛相談したmです。
今日その彼に振られてしまいました。いきなり。
本当に今までこんなに人を好きになったことがなかったくらい大好きな彼だったので、死ぬかと思うくらい辛いです、しかもNYで一人暮らしなので余計寂しいです。。
Posted by m at 2007年03月29日 14:25
ケリーさん
家の旦那はそんな人なの。気にしないでやって。笑

mさん
書くわ。。。今日
Posted by よーこ at 2007年03月29日 18:23
すでにたくさんのコメントが寄せられていて今更ですが、一言。
刺身も醤油もそれなりに歴史があるのですが、明治時代の初めごろまでは刺身はふつう酢で食べられていました。酢の殺菌効果が知られていたのでしょう。因みに、このころまでの刺身はほとんど白身の魚しか食べられていません。これも多分赤身の魚は痛みやすかったからと思われます。
近代史があまりなかったようなので、敢えてお邪魔しました。悪しからず。
Posted by AO at 2007年04月03日 12:15
AOさん

明治時代の初めごろまでは刺身はふつう酢で!!だなんて面白いですねー。そうなんだ。じゃお寿司やお刺身がこんなに美味しくなったのは最近なんですね!!ーー
うーーーん。それは初耳。面白いですね。
Posted by よーこ at 2007年04月03日 22:37