
作品は、まぁ、まぁ。まぁー、まぁ、まぁーーーってとこ、かなぁ。フクザツ。苦笑
これに傾倒する人、感動する人も多いと思う。
そういう意味で、多くの人の心を捉えるツボを上手く押さえていると思う。
そういう意味では、(こんなことを言うと嫌われそうだけど)芸術というよりも商業アートとしての、雰囲気をより感じた。
で、それが悪いとも思わないけどね。
こんなことお金がないとできないわけよ。つまりは。そしてお金があれば、それはそれと認知され、良ければ次世代に芸術として残っていくわけだし。
しかし、なにより、ロレックスの協賛が取れているのがすごい。
私は多くのアーティストで非常に優秀で、非常に貧しい人を沢山知っている。
その人達は、ロレックスのようなパトロン協賛をとれる能力がない。
そしてそのマーケ能力、コミュニケーション能力、自分のブランディング能力が欠けている為に、その才能が全く開花しないまま、その芸術活動(小説家だったり、絵かきだったり、歌手だったりするわけだけれど)を続けていくことさえ危うくなっていくのだ。
そういう意味で色々考えさせられる美術館だった。