母が私が結婚できるようにと躾けたこと
米国で娘を産んでから日本に来るまで、ずった住み込みのお手伝いさんがいた。
だから、私はほぼ料理をしない妻になってしまった。
だから私は料理ができないと思っている人が多いと思うのだけど。。
実は料理がひそかに得意だったりする。特に煮付けとか焼き魚、田舎っぽいものが得意なんである。
これには理由がある。
私の亡くなった母の躾。
母は、当時中学生だった私に、
男性の愛は料理の腕で得ることができるし、
キープできることができる。
と教えたのだ。
浮気しても、料理が美味いほうに必ず戻る
中学生だった私は、自分の母親ながら、なして中学生の私にそんなことを教えるのか?意味不明だわな、と思ったことをよーく覚えている。笑
私は母に聞いた。
『そんなに男の人は単純なの?』
すると、母は、きっぱり。
『そうです』
と言ったっけ。。。想い出。
それでも随分長い間、私はそのことを信じていなかった。女子はキレイな方が絶対もてると思ったし、仕事ができるとか、何かに突出している才能をもつ方が女性として魅力的にうつるのだと思っていた。
しかし母の信念で、私母から、農村の味のような家庭料理をきっちりと習ったの。
今思えば、当時身長がどんどん高くなる器量の悪い娘には、これくらいしか結婚できる道は残されていないと思ったのかもしれない。
そういうわけで、私は、実は東京ラブストーリーで言えば、里美ちゃん(古いネタだな)なんである。
最近日本に帰って、お手伝いさんがフィリピン人になった。
さすがに和食が恋しくなり、私が夕食をつくる機会が増えた。
そこで私は、はた、と気がついた。
料理を作りながら、良い匂いがしてくると、旦那が必ず、
I love youーーー
と、隣の部屋から言うのだ。
あんたなぁ。( -д-)ノ
私が昔シカゴ博物館で行われた大きなショーを成功させた時でさえ、i love you とはつぶやかないのに、焼き魚の匂いで自然にI love youって言うのかー?
美味しいものを食べさせおけば、超幸せで満足そうな顔なんである。
どんなに遅くなっても家で食べるほうが美味しいから、とそそくさと帰ってくる。
亡くなった母は正しかった。。。と今更ながら思った。
男は(家の旦那だけかもしれないけど)単純だから、美味しいもの食べさせるのは、動物の餌付けのようなもんなんだな。
反対意見歓迎。笑
Posted by tentenwang at 09:49│
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うちは母子家庭だ。これ一応「ダンナが忙しすぎてめったに会えない」という、一種の比喩なんだけど……。普段家で子どもたちと3人で食事する。辛いものは作らない。1週間に1回はカレー、ハンバーグ、ロールキャベツ、スパゲッティー。見事にお子様メニューだ。
昨日の...
浮気しても料理が美味いほうに戻る+映画「宝のひょうたん」in北京【みどりの果敢な北京生活】at 2007年07月09日 14:33
それ、とっても分る気がします!
旦那の誕生日、時間がなくてお店が予約出来きず、凝ったプレゼントなくも、欲しがっていた時計をネットでさくっと注文したもの。
夕食くらいは、と好きなもの全部作ってあげると、あんなに毎日ネットで見ていた時計を受け取った時より、顔がホクホクしているんです!
食べながら、
「幸せ!ありがとう!美味しい!」の連発。
あれ?プレゼント必要なかったのかしら?
私は母の帰りがいつも遅く、自分で作らないとご飯が食べれなかったので、自然に料理が身につきました。
はッ
それが母の狙いだったのか
料理が上手い女に男は戻る!
浮気されたことない(と思っているだけ)けど、1票投じます!
まだ嫁に行かない私が言うのもなんですが、それはすごーーーくわかる気がます。
物を食べる喜びを与えてくれるって、すごい重要ですよ。1日三回「幸せ!」って思える瞬間があるって、非常に尊いことだと思うの。
逆に言うと、おいしいものがわからない人、腹さえ満たされれば十分って人と一緒にいるのって、楽だけど、ものすごい苦痛〜。
ただし、今の北京のアパートのキッチンの設備がお粗末。東京にいたときより明らかに私の腕が落ちております。
一人暮らしするとみんな思うかも知れませんが、
僕はご飯を作ってくれる事自体に感謝します。
面白くない男です 笑
賛成です。やはり食は基本だからでしょうか?
料理のできる男性もステキです。。個人的には私は料理作るの好きなので、後片付けのできる男性と結婚したいです。。
いつも楽しく読ませてもらってます。今度ばかりは、コメントせずにはいられませんでした! 「そのとーりです」・・・男は単純です。
いつも楽しく読ませてもらってます。今度ばかりは、コメントせずにはいられませんでした! 「そのとーりです」・・・男は単純です。
「浮気しても、料理が美味いほうに必ず戻る」
そんなこと言う親は、私の母親だけかと思っていましたが、これって絶対論なのかも?!
母が料理をする時に、私が「疲れた〜」とか言って手伝わないと、「手伝わなくてもいいから、見るだけはしっかり見てなさい」と、横に立たせていましたよ。今になってその理由がわかります...
初めてコメントしますが、私はそういう意見は嫌いです。
なぜなら自分は料理が嫌いだし、食べることに関して興味が無い。できれば体にチューブをとおして流動食で栄養補給できればどれだけ楽だろうと思うくらいです。
料理が結婚を良好に保つというのであれば、料理が嫌いで食に全く興味のない私は結婚できないだろうし、浮気されても旦那は戻ってこないという悲惨な結婚生活しかないということになります。
なんかそういうのって嫌だな。
こんにちは。
未知なる結婚生活について、イロイロ勉強になります!
今はほとんど料理しない生活を送っていますが、
今のうちに母から料理を教わらなきゃ!と切実に思いました。
私も母の料理が大好き。亡父も母の料理がイチバン!と。
母は、必ず家でごはんを食べる父に「たまには食べて来れば〜」と言いつつも、嬉しそうだったような・・・。
「未知なる」なんて言ってないで、そろそろ嫁に行かないと
と焦る毎日、32歳。
ひぃーー。やっぱりですか?
今からでもがんばります!
得意!勝算ありだ!(まだ、勝ってないけど)
自分で言うのもなんですが...
そのとーり、男は単純だと思います。(笑)
「食欲は歳をとっても最後まで残る『欲』」と聞いたことがありますから、
一般的にお料理上手がいいんでしょうね。
ちなみにうちの母は、一人でも生きていけるようにと
小学生の私に料理を教えてくれました。
お陰で、そこそこ料理も片付けもできますよ。
...まさか結婚してくれる人が現れるとは思わなかったんでしょうね。(笑)
ではでは。
納得です(苦笑)
我も帰るたびに和食三昧作ってます
いっしょにご飯をたべることと
一緒に寝ることが
(変な意味じゃなくて安心して隣で寝るってことです)
大切なんじゃないかと思ってる今日この頃です
反対意見登場。うちは違うな。私は下手ではないと思うけど、私とダンナはおいしいものが違う。それでダンナがおいしいものは私作れない。っていうか中国人は日本人と違ってダンナも普通に晩御飯作るでしょう。うちは食べ物でもっているんじゃないな。うちは別居しているし、終わってるな。離婚しないけど。
ちえさん
時計よりも、ご飯か。わかる気がするー。ははは。
xiaomi さん
わたしも同じ。一日一回でもまずいとかなしいわぁ。
じょんつんがんさん
そう、ごはんよりも、誰と食べるか、が大事なのよね。
ちぐりんさん
後片付けする人大事ですよね。
金曜のパーティ後、土曜に起きたら、もうすでに旦那が掃除機もかけてキレイにしてくれてました。
超感激した。泊まった女友達がもっとわたしより感動してたけど。笑
ヒデサンさん
コメントありがとう。本音で。笑
ケリーさん
ケリーさんのお母様とうちの母考え方似てるのね。
そんなことをいう母親なんてあんまりいないかと思った。笑
みやこさん
そんなことないわよ。私や旦那みたいに異常にご飯に執着がある人もいれば、みやこさんのように全然ご飯好きじゃない人もいるのは当然。
いろいろいるから世の中うまくいくのよ。
ご飯にこだわらない人絶対沢山いるから、そういう人を見つけるときっと家庭円満よね。
しのびさん
習えるものは習っておいてソンはないです。
それでそれを隠しておくとまた女があがるかも。
りんこさん
自分のためにもいいですよ。美味しいもので幸せになれる。
5!さん
勝ちにいって。勝利を祈る。
淀風さん
淀風さんのお母様素敵よね。
料理もできて片付けも普通にできる男って有能で精神的に自立していると思うの。
黎英さん
言っている意味よーくわかります。
みどりさん
みどりさんが上手じゃなければ誰が。。。苦笑
みどりさんご夫婦の繋がりは違うところにあるのか。うらやましー。実はそれが私の希望ですよ。
奇妙な風景を見て、奇妙な音楽を聴いて、奇妙な道に常に、次にカジュアルな瞬間に、あなたは、もともと痛みは本当に忘れて物事を忘れたいのでしょう。