どうしても書かないといけないだろう。夜中1時だけれど。。
今日私はマカオから、中国に向った。
プロジェクトのマテリアルを探しにいくため。
バスに乗って、どのくらいかかるの?と聞いたら
4時間と言われる。
2時間くらいだろうとたかをくくってた私。。。
のけぞった。
一緒に来てくれていたマカオ人の林氏に、『白タクでいくー』と言い張った私。
だって、バス、トイレもないしー、白タクなんてあんまし乗らないけど顔をみて乗れば大丈夫だよ、と。。。(←中国暦15年だし)
往復8時間、、、ありえないもん。
値切って、往復500元。。安いじゃん。。( -д-)ノ
と、思った。。。。その時は。
2時間ほど乗ったところで、車が高速ですごいスピードになった。
それも普通じゃない速さ。
うとうとしていた私もさすがに起きる。
その瞬間、車はまた、ものすごい勢いに走り出し、曲がり、キキーと音をたて高速道路でF1レースのよう。
ほぼ、映画の世界。
死ぬかも、と思った。
隣の林氏と私が重なるほど、二人は車の片隅に突き飛ばされている。
運転手は突然止まった。そして車から駆け出し、磁石かなにかでついていたようなナンバープレートを勢い欲よくはずし、池の中に入っていった。
????????????まだなんにも理解していない私。
警察が追いかけて急ブレーキ。
その時点で私は始めて警察に追われていたのだと気がつく。
警官3人が運転手を池から引きずり出す。
人だかり。
一緒にいた林氏は警察にマカオのIDを取り上げられる。
なぜか警察は北京語使うのね。
だから大体のことはわかる。
よーするに、この運転手は軍の車のプレートを盗んで自分の車につけて、高速道路代を浮かしていたらしい。話の筋でいくと軍のプレートだと高速道路はただなんだろう。
池に捨てたプレートは、証拠隠滅ね。
警察はすごい勢いで怒鳴っている。時々運転手の肩を殴っている。
人だかり増える。。
おめえらにも関係あるんだよ。
関係ないから、行かせてくれと頼む林氏にも怒鳴る警官たち。
この時点で私怒鳴りまくる警官に話をする。それも笑顔で。(^∀^)
写真なんかもこっそり撮る。これが捕まったら証拠になるかもしれないしさぁ。
なにより、面白いネタだ。
私はこのよーな緊張する究極の状況(自分たちも捕まるかもしれない)になると俄然楽しくてしかたがなくなるのだ。
非常事態に強い、というか、こういう時に突然、ポジティブなドーパミン??か何かが脳からでるみたいなんだなぁ。。
林氏も後で、あの状況で平然といれる日本人はあんまりいないかもしれない、と褒めて?(呆れて?)下さり。
しかし何より、白タクシーで行こうとそそのかした私悪い。反省。
安くあがると思ったんだよなぁ。
↑
わたし中国に慣れすぎです。。。
↓
捕まった運転手もかわいそうに思えたもん。
警官も運転手が同郷だとわかりから許してあげることにしたみたいだった。。そこらへんも中国らしい。
よい子の皆さんは、白タク使うのやめましょうね。ってあたりまえだけど。
とりあえず、マテリアル街に到着。仕事を済ませてその後、マカオに無事戻れましたー。