香港でBBCを聞き流していたところ、面白いサイトの紹介があった。
Kiva.org
簡単に言うと、
『途上国の小さなビジネス』に『先進国の個人が融資』できるサイト。
KIVAではお金を借りたい途上国の人達の写真やローンしてもらいたい金額、借りたお金でどんなビジネスをしたいかが書かれている。
家族の情報まであり、その人の歩んだ人生のストーリーを読める。
それを見ながら、どの人にお金を貸すか決めることができる。
貸与額は25ドルから(日本円で約3千円)
すごくないですか?このシステム
高い利子、まずは、銀行はこういう小さな貧しい人たちのビジネスに貸さないじゃない?
それを飛ばした仕組みなのね。
借り手がビジネスの近況を報告しているの。自分で例えば貸した3千円がどうなっているのかが読めるのね。
ふむ。。。。すごいです。
3千円で遠くの途上国のビジネスを直接応援できる。そしてどうなったか、世界中から同じ人に投資した人達と一緒に見つめていくことができる。
感動モノじゃないですか。自分のコーヒーマネーで、一人の人、家族の人生変えられるかもしれない。
それでちょっと調べてみたのだけれど、ここ滞納率10パーセント。返済率はなんと100パーセント近くをキープしているらしいのです。
それもなんだかすごい。。
私は以前、エクアドルの男の子を10歳から、10年間20歳になるまで支援したことがあります。時々彼から写真と手紙が届きました。
支援した人の顔が見える。そういうシステムに近いですね。
これは、ただ、無条件にお金を出しているのではなく貸与という考え方が進化していると思う。世の中の落差をうまく利用し、また本当にインターネットの良さを生かしたシステム。
英語の勉強したい人はここを読んでいくと面白いと思います。
英語だけじゃなくて世界中が、人生が、いろんな角度で見えてくる。
社会的に意義のあることを考えていきたいと思っている私なんかには、特別に構えずに気軽にこういうことができる機会が嬉しい。
なんとなくBGMとして聞いていただけのイギリスのニュースからもらった情報。素敵なサイトとの出会いに感謝。