2008年03月18日

静寂な夜の反対側で

娘が図書館から借りてきた絵本。正義の味方と悪。

そんな本をベッドで読みながら。。。
彼女には、こういう話はそのうちに卒業してもらいたいなぁと思いました。


世界で今起きているありえない事件、混乱、戦争。

戦う同士、その相手先にも、自分にも愛している人が、家族が、友人が、お互いにあり、そこには愛が溢れているのに。。。

どうして殺しあう必要があるのでしょう?

衝突は正義と悪という2次元的な見方からきているような気がします。
お互いが自分を正義と思い相手を悪だと思っているのだから、そこに譲りあえる余地がない。


アンパンマンはっずっといつでも正義で、ばい菌マンはいつも悪なんです。
本当にそんな単純な人間が世の中に一人でもいるのでしょうか。

東京で、ベッドタイムに娘に絵本を読む。そんな静寂が溢れでるような平和な夜をあたりまえのように送ることができる。

そのことが、今夜は心がきしむように痛いです。

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この記事へのコメント
アンパンマン!(に、食いつきました)
キャラクターとしては好きなのですが、
唄がどうしても納得できずにいました。

♪愛と 勇気だけが 友達さ〜♪
このフレーズを聞く度に寂しく思ってました。
子供対象の曲に合ってるの?って。
歌詞には深い意味があるのでしょうが、私には
『愛と勇気だけが友達なんて、そんなの寂しいじゃない!
アンパンマンのとなりにいる子も友達だよ!』って思うのですよ。



Posted by あよ at 2008年03月18日 22:25
あよさん

本当にそうですよね。こどもに示唆するものってなかなか難しいですよね〜。



Posted by よーこ at 2008年04月06日 23:12