この雑誌は本屋では買えません。
ホームレスの仕事をつくり自立を応援するため、ホームレスの人達から購入します。
そして雑誌代金の300円のうち160円が販売者の収入になります。
私がこの雑誌を買うのは、もちろん支援の意味もありますが、とにかく内容が濃いからです。面白いから。
もともと米国からできたコンセプトの雑誌です。だからハリウッドの有名俳優も皆ボランティアで雑誌の表紙を飾っています。
中身のインタビュー記事も同じ俳優でも、セレブ雑誌に向けてよりも、内容の濃い話をしていることが多い気がします。
各コラムも、かなりシンを突いていることが多いです。
たとえば、人生は3万日しかないんだよ。という言葉にショックを受けて人生変わった、という話とか。
ある有名映画監督の話ではため息がでました。
彼の劣等感であったり。スポンサーとの戦いであったり。クリエィターとは何か?という答えであったり。
自分的にはかなり参考になる話でした。あんな有名で名声のある人がこんなに悩んでたんだ、とか。
薄い雑誌なのに、毎号必ず何か一つは、はっ、とさせられるような内容にぶつかるのね。
私はいつも渋谷南口、バス停で買いますが、その他多くの場所で買えます。
電車広告でみるような、人の噂話や悪口、批判を書き連ねた雑誌を見ていると、ただ見ているだけで自分までも汚染されていく気がします。
ビッグイシューは、自分の知的部分がいやおうに刺激される雑誌だと思う。
知らなかった方、ぜひ買ってみて感想下さいね!