2008年08月22日

プロになるには

プーケット島に移動。

今回は、米系のJW Marriott Phuket Resort & Spa。建築もインテリアも悪くないです。
ベストでもないけど、悪くない。

そう言って、あぁ、自分ってやっぱり、ホテルに厳しいなぁ、と思いました。

あたりまえだけど、それを仕事にしてきたから。

私は、ホテルのコンセプトとかブランディング、デザイン、メニュー開発のアドバイザーとかの仕事もしています。

シカゴ時代は、ヒルトンのスィートルームとかホテルのレストランとか実際に数多くのホテルをデザインしてたし。。。

クライアントとニューヨーク中の高級ホテルを調べたり、とかもした。。

今は、米国のWホテルの仕事もしてるし。

こうやって並べると、なんだかスノッビィで嫌な感じね。あはは笑


ただ、言いたかったのは、最高のものをつくるには、最高のものを経験しないとできない、って話。

日本で本物の寿司を食べたことのない外国人が見よう見まねで寿司レストランをあけても本物の寿司はできないし。
宝石鑑定は、本物の宝石を沢山みないとできない。

仕事ってそんなものだと思う。

私が凄いホテルのブランドコンセプターってわけじゃなくて、普通の人よりも沢山のホテルを見てきたから、その良さと悪さがすぐにわかるってだけ。
沢山見てきたから、今でもその関係の仕事ができる。

だから、もしあなたが何か仕事について悩んでいるなら、やりたいことのトップにたってる人に師事すべきだし、クリェィターなら、その分野の最高の傑作ばかり見るように努力すべきだと思う。

建築家の安藤忠雄氏はアメリカ、ヨーロッパ、アフリカ、アジアを4年間にわたり放浪して世界中の建築を見て回ったそうです。
机の上で写真で建物を見るのと自分で体験するのでは雲泥の差ですよね。彼は建築の大学さえ行っていない。でも世界中に賞賛される建築家になれる。

何が自分に向いているのかわかんない人は、とりあえず片っぱしから手をつけて見たらいいと思う。そのうちに自分が何ができるか、できないか見えてくる。
でもその場合、その道で尊敬できるとか一流の人がいるところを選んで行くこと。

お金とか地位はなくせるけど、自分の経験とかは誰もとっていけないじゃない?

私は今の仕事が全部なくなって、お金がなーんにもなくなっても、なんとかなる自信がある。今スーパーのアルバイトしても、改善点見つけてうまく仕事をまわしていく自信がある。ブランドコンサルとスーパーのアルバイトと全然違う仕事にみえるかもしれないけど、仕事は、つまりは段取り力だと思う。

あとは、それを楽しむ力。仕事を楽しむ力。


大事です。


ほんとに、今の自分なら、スーパーのアルバイトも楽しんでできると思う。面白い仕事にできる力が自分にある気がします。昔だったらきっとそう思えなかった。

だから、何事も経験。そして経験は年とともに熟していくの。


臆病にならず、いろんなことに挑戦してみてください。
悪い時もあるし、いい時もあるし。


なんか仕事について悩んでいる20代の友人からメールが届いていたので書いてみました。




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この記事へのコメント
こんにちは!!
毎日、楽しく読ませていただいています。

めちゃめちゃ、共感です。
私は、ほんとにフツーの事務職の会社員です。
クリエイト出来る才能を持っているわけではなく
また、昇進出来る総合職でもありません。
地味〜な事務を毎日、頑張っています。

もしかしたら、それは他人には
「つまらない」と思われているかも知れません。
しかし、毎日、私に出来ることをいかに
効率よく出来るか?なんて、自分で楽しみながら
やっているんです。
そのおかげで・・・仕事量が増えたりしますけど(笑)

会社の中で、文句ば〜っかり言う人っています。
私も若い時は、言ってたかもしれません。

しかし、いろいろな方がいることを知り、経験をして
今のようなスタンスで仕事が出来ることをうれしく
思っているのです。
毎日をいかに過ごすか?って、気持ち次第ですよね。

今日は、久しぶり涼しい朝でした。
季節の変わり目で体調を崩す方が多いので
身体には気をつけて下さいね。


Posted by アーチャン at 2008年08月22日 17:19
はじめまして。
いつも楽しく拝見させていただいています。
「自分の経験とかは誰もとっていけないじゃない?」
の一言に激しく同感し、コメントさせていただきました。

私は20代の頃、ひたすらがむしゃらに働いてきて、
今やっと、その経験が生かされているんじゃないか。。
と思えるようになりました。
それは他の人には説明できない、自分だけの経験。
どんな経験も無駄にはなっていないです。
少々の困難に遭遇しても、楽しく回避できそうです。
坂上さんの言うように
「最高」とか「一流」は意識できていなかったかもしれないけれど、
ひたすら「現場」を「自分の目で見る」には拘ってきました。

20代の悩んでいるお知り合いの方、
早く悩みから脱出できるといいですね。
Posted by azusa at 2008年08月23日 21:17
>なんだかスノッビィで嫌な感じね
こういうの、よーこさんが言うと嫌味じゃないです、全く。

私はもうすぐ仕事を辞めるのですが、足りなかったものは仕事を楽しむ力、だったかな・・。

よーこさんのような一流の人、に会いたいな。
Posted by M at 2008年08月23日 23:25
たまたま、こちらのブログに辿り着きました。
仕事って、どんなものでも、その人次第で「良く」もなるし「悪く」もなるものだと思いますね。
その仕事に対してどういう姿勢で取り組んでいくか?これに限ると思います。
あと、わたしは、この世の中に「つまらない仕事」ってないと思います。
ただ、人って「欲」が出てしまったり「隣の芝生は青く」見えたりするものなんですよ。
だから、なんとなく「自分の仕事ってなんなんだろう」って思ったり「あの人の仕事ってすごいよな〜」って思ったり。
だけど、それを打破するには?
物やお金や地位ではなく、その人の経験や頭脳、生き方なんだろうな〜。と思っております。
通りすがりのものです・・・失礼致しました。
Posted by 通りすがり at 2008年08月28日 11:29
アーチャンさん

私はあなたみたいな人が好きです。自分の仕事を楽しくこなせる人。楽しいものにできる人。すごい幸せ力がある人だと思います。

azusaさん
そう、どれだけ見るか、大事ですよね。。それを私も意図せずですが、がむしゃらにやってきて見ることができたのでそれで今やれているって思います。だから悩んでいる人はとにかくいろんなこと経験するってことをついなんかえらそーなんですがアドバイスしてしまいましたよ。笑

Mさん

あわない会社だったら縁がなかったと思って。
やめて、時運があがるときも沢山ありますから!

通りすがりさん

まったくそのとおりだと思います。
付け加えると、そこで運を引き寄せるくらいの力をためていくってことでしょうか?


Posted by よーこ at 2008年08月31日 21:31