ささいなこと
幸せってなんだろうね、って時々思う。
母との想い出。
母が片付けを手伝わない私と妹と弟にすごく怒って
『さっさと、汚い服冷蔵庫にいれなさい!!!』
って怒鳴ったことがある。
それは、もちろん冷蔵庫じゃなくて洗濯機って母は言いたかったわけなのですけど。
すごい剣幕で怒っていた母が、突然滑稽ないい間違いをしたことに、妹と弟と私はころげまわって笑ったのね。
たしか7歳、5歳、2歳の頃かな。
それにつられて怒っていた母も笑いだしたの。
それで、皆でまた笑った。
そんなつまんないこと、なんだけど。
そのことを時々思い出すのね。
でも、そんなつまんない瞬間が、想い出すと、あったかくて。
私は米国で名誉な賞をとった時よりも、このことを想い出す時の方が幸せな気持ちになる。
つまり、幸せっていうのは、そんなつまんないようなことを重ねあわせたところにあるんじゃないか。って気がする。
Posted by tentenwang at 22:44│
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あったねー。
むかし、五右衛門式ふろで、お湯当番の私が
燃料(木)補給のミス。まだみず。
父親がだまって入浴。なにも言わずでてくる。
うーーん。小さしことはきにしない。
というか五右衛門式風呂知ってます?
幸せって
手の行き届く範囲の庭で
花束を作ること
と昔、何かで読んだことがあります。
時として、向上心と欲望の区別が
つかなくなることがあります。
ひとつの定義ですが
人のためにもなるのが前者で
自分のためにしかならず、ましてや
他人を不幸にしてしまう事もあるのが
後者ではないでしょうか。
小さな幸せを見つけましょう。
そして種も蒔きたいものです。
確かに…。
幸せだなーっと、あとあとまで思い返して幸せなのって、そういう時間かも。特別じゃないよね。
たまにそんな感じで父の事を思い返したりするもんなあ。
ひろし
そーゆーことがあったなぁ。
子供に贅沢をしてはいけない、とか毎日仕事をしなくてはいけない教育のためにあのお風呂が延々とあったね。
野寺さん
わたしは野寺さんから沢山幸せをもらってます。
要一郎さん
またゆっくりお話したいです。