数ヶ月前に、香港科技大学MBAに在籍中のタカさんからメールがあった。
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『香港科技大学は、世界のTOPビジネススクールなのに圧倒的に日本の存在感がないんです。
日本企業のケースは少ないし、学生の就職希望先にも出てこない。
出てくるのは、欧米系企業ばっかり!
なんでだろう・・・と思ってみれば、日本は、バブル崩壊後、内向きの事ばっかりに必死で、戦略的に自己をPRすることを怠ってきたんですね。
まぁ国のPRは、国の問題だけれども、米国は、商工会議所が戦略的にMBA学生を在学中から、イベントなどに組み込んで活動してます。こういった学生は、卒業して米系企業に進むのが自然だろうし。
欧州の商工会もそういったことをやってるんです。
けど、日本は・・・・・・・日本企業は、目の前の短期利益で必死だし。
せっかく、個人レベルでは、素晴らしい文化やコンテンツをもってるのに、それをゲートウェイにして、知日派作りをしてないなんてもったいない!
ということで、より良い世界を作ろうプロジェクトの第一弾として、MBA学生を親日派にしよう!って考えてみた』
そんなメールが資料添付付きのメールで送られてきました。
それから、あっ、という間に。。なんと彼は、この不景気時なのに、賛同した企業から150万円近く寄付をもらいMBAの学生29人を連れて来日したでした。
すごくない? この行動力。
私は、こういう大きなビジョンをもって、世の中を良くしよう、という『公』の為に動く人が好きです。
そのパーティに私も参加してきました。
中国人だけでなく、フランス人、カナダ人、シンガポール、タイ、インド人。。。今後アジアのビジネス界を背負っていくって感じの明るくできそうな人ばかりでした。日本のこと大好きになっていっている感じがとてもあってタカさんの意図は大成功しそうな感じでした。
しかし、本当にこのタカさんって。。すごいのよ。
(右から3番目がタカさん)
皆からものすごく信頼されていて、頼りにされてて。。英語のスピーチもなかなか貫禄あり。
日本生まれで、日本で育って、こんな風に世界中の人相手にリーダー的な存在になれる人ってあんまり見たことないです。
それは日本人が劣っているわけでは全然なくて、日本の教育が問題だと思う。
日本では、よき、ワーカー『働く人』になる教育は素晴らしいのだけど、リーダーになる為の教育が抜け落ちている気がするんだなぁ。。
だけど、彼を見てて、すごく頼もしくてかっこいいなぁ、と思いました。
こういう堂々とした日本人リーダーがもっともっと増えてほしいです。
私はそのパーティで、インド系でタイで育ったsunainaさんと意気投合しました。
彼女は米国向けの雑貨の会社を立ちあげ、それを昨年売却して、今は次の仕事を考えて学生中なのだそうです。
タカさんが、絶対私に紹介したいと言った友人のひとり。それでやっぱり話があって盛り上がった。w
気があう友人は国を超えても、繋がっていくのね、と思いました。