2009年05月07日

中国の競争

娘のプチ留学中の中国の幼稚園。

インフルエンザの警戒のため、入口で全員が空港並みの検査を受ける。
kensa














ここの幼稚園は、大学が勢ぞろいする五道口にあります。
90パーセントが中国人 10パーセントが外国人という感じでしょうか。

↓驚いたのが、朝、アメリカ人の先生が玄関にいて、幼児が各自コミュニケーションする。話ができたらシールをもらえるコーナー。

この幼稚園はインターナショナルではないので、お遊びみたいなものだろう、とたかをくくっていたら、5歳がフツーに英語を話している。単語数もかなりある。
eigo












この国の子供たちは、とにかくとにかくとにかーーく、勉強させられる。
勉強して大学いかないと、そして英語くらい話せないと一生貧乏だ、ということを親が身にしみて知っているからだ。
教育がないと給料が10倍も20倍違う。だから皆必死。

今回の20日間中国の幼稚園に留学した娘。
親戚に言わせれば、娘の中国語はほぼ問題なしなのに。

でも彼女は言う。
『あのね、わたし、せんせいが言っていることが全くわからない時があるの。でもね、恥ずかしいからじっとしてるの』

単語の数が少ないんだろうなぁ、と思っていた。普通に話していることが聴き取れないんだろう。。と。

先生に聞いたら、娘は別に普通に話していることは全然理解していて。。
問題だったのは、漢詩の暗記の授業であった。。

(; ̄Д ̄)



私の方は今回は、何度もFMラジオのディレクターや、ユニバーサルレコードのディレクターとミーティングを繰り返している。

もちろん、全員中国人。ミーティングは英語半分中国語半分という感じで進められていく。

しかし皆があまりに英語が上手いので、どこに留学したの?
と聞いたら誰も留学経験がなかった。。。汗

詰め込み授業や、勉強させすぎというのがいいかどうかは別として、とにかくこの国で生き残るには、熾烈な競争で生き残っていくしかないんだろうなぁ。

ここで生まれなくてよかった。。というのが正直なところ

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この記事へのコメント
先日のお食事会には参加できず、ごめんなさい。行けなかった理由はズバリ子どもの宿題です。こんなこと他の国ならありえない(韓国は知らないけど)。

私、本当に大変よ。自分の中国語は上級レベルだと認識しているけど、この私が小学生低学年の勉強についていけない。所詮私はガイコクジンだしね。子どもの勉強見るの、大変なんだから。

中国の教育は単に詰め込みだけじゃなくて、いろいろな角度から問題を解かせる。これはすごくいい。但し、創造力がまったく養われない。そういう面は日本を見習った方がいい。うちは両国のいいとこ取りで頑張りたいけど、子ども自身が勉強についていくの必死です。
Posted by みどり at 2009年05月07日 09:52
みどりさん

今回は会えなくて残念でした!!ほんと。

みどりさんのブログをみるとすごいなあといつも感心してしまいます。
あの中国の教育についていってるのだもの。

うちは中国語教育に挫折ですよ。。。というよりも、おまえまずは、自分の中国語どうにかしろ、というかんじです。笑





Posted by よーこ at 2009年05月27日 23:42