そのガイジンは約束の待ち合わせ時間に10分も遅れてきた。
(`Д´) ムキー!
私は彼に『むっ』とした顔のまま、席についたら説教してやろう、と思っていた。こういう遠方の電車の待ち合わせで遅れるのは社会人としていかがなものか?と。
しかし、とりあえずは、ミーティングに遅れないように、わたしは走って品川駅の新幹線へ飛び乗った。彼も半歩後を一緒に走った。
1分もしないうちに新幹線はドアを閉じ
ぎりぎり間に合ったね〜〜。
といいながら、一息。
切符みたら、指定席は15号車
しかし乗った車両は1号車だった。
私たちは延々と車両を移動。
私は2泊、泊まる予定だったので結構な荷物があり、彼はそれをもってくれて、後からついてくる。
延々と歩く。
14車両。。。やっとあと1車両、のところで、わたし、ハタ、と気がついて切符をとり出してみる。
そこには
のぞみ15号
ヾ( ̄0 ̄;ノ
と書かれていた。
予約席は6号車だったのだ。。。。
も、戻るよ、という私に、彼は、ここらへんで座ろうよ〜と英語で一生懸命言うんだが、だって予約席だからしかたないの〜〜と言い返した、その時に車内アナウンスがあった。
もうすぐ


私たちは、お互いの顔をみたまま、そのまま開いてた座席に座りこんでしまった。
彼はニヤニヤしながら言う
『つまりは僕たちは品川から東京駅までずーっと歩いていた、ということなんだね』
『うるさい』
『僕が10分遅れたの責められないからよかったぁ〜』
『ううううう』
その後、東京駅から、始発の新幹線に乗り換えて無事大阪へ。
でも、ミーティングには8分ほど遅れてしまいました。
昔会社の社長をしていた頃、
社員のひとりに
『よーこさん、もしよーこさんがうちの会社受けたら、落ちるかもしれないですよね』
と言われ、そこにいた社員全員が
『確かにね〜』
と同意していたことを思い出した。
私は、秘書的というかアシスタント的能力に著しく欠けている。
人にはそれぞれ不得意なところと得意なところがある。
不得意なことを直そうとしてもしかたがないので得意なところを伸ばすしかないとは、思うんだけど。。。