中国から要人がいらしていて接待している。
その人は、政府から賞をうけたお金をすべて使って田舎の貧しい中国の子供が大学に行ける寄金を最近創立したそうだ。
『自分は決してお金持ちではないけど、夫婦が食べていけるには充分なので、そうすることにしたんだ』
それだけでも、結構いい話なのですが、もっと感動したのは、彼が息子にファンド設立の話をした時のこと。
『君の留学のためとか、結婚資金にもらったお金を使いたいけど、いろいろ考えた末、すごく貧しい他人の子供たちの為に使いたいんだ』
それを聞いた息子は、躊躇もせず
『お父さん、心配いらないよ。僕がお父さんの寄付基金の運用資金の桁をゼロふたつ増やしてあげるから』と言ったそうだ。
この息子、今18歳。
かっこよくない?
それができるか、できないかとかは、問題ではなく、そういうことが、言える子供を育てた彼が素晴らしいと思う。
さて、話変わって、その夜の食事。
日本の食材を使った中華料理の後のデザートにこんなのがでてきた。
↓
スイカ、キウィ、さくらんぼの マヨネーズあえ
わたし、吐くか、と思った。
でも、私以外その場の中国人4人は平気そうに、食べている。
『フルーツサラダ』と言うそうだ。
中国ではふつーの食べもの、と言いきる。
いや、ふつーじゃない。
『中国人はマヨネーズ好きだからねぇ』
いや、そーゆう問題じゃない。
私はどんな中華料理でも大好きなのだが、このスイカのマヨネーズあえだけは、やっぱりありえない、と思う。