友人の龍成が行こう、ってファンドレックスの鵜尾さんと出かけました。
建築家の岡部さんに出会う。
寿町ってドヤ街、怖いというイメージでしたが、ん?

別にそんな変な怖さ感じない。町中に緑のプラントが沢山ある。
それは岡部さんら仲間がこの町を変えようと、本気で努力した結果だそうです。
人が一人、
信念を持てば、街が変わっていく。
それってすごくないですか?

岡部さんは言います。
『負の町で、日雇い労働者の町で、高齢者の町で、ゴミの不法投棄とか廃車が有る町。みなとみらいが光なら、ここは影です。
それを旅行者をはじめ、いろんな人たちが行き交う町にかえるとか、ゴミだけじゃなく緑を増やすような町とか。ようは、マイナス要因をプラスに変えていくことを目標としてやっています』
1寿に若者をとりもどす
2緑を取り戻す
3雇用を増やす
4イメージを変える
ひとりの情熱とゴールのある人が動く。
たったそれだけで、それに賛同する、人が集まる。
そして少しづつ町が変わっていく。
都市計画、ブランディング、それは気が遠くなるほどの時間がかかります。また自分だけではどうしようもない【人の動き】が関係してきます。
それを実際の目で目撃し衝撃的な経験でした。
日雇い労働者にも選挙権がある。寿町の投票率を画期的に上げたマーケティングキャンペーンの説明をして下さる岡部さん
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偶然出会ったKOTOBUKIクリエイティブアクションのアートプロジェクトのアーティスト

岡部さんが運営されている「ヨコハマホステルビレッジ」の緑化された屋上
『寿町のドヤ街をゲストハウス村に』と始められたこのプロジェクト国内や海外から月に約1000人の宿泊者が訪れているそうです。

岡部さんと話していて印象に残ったこと。
彼は、負の部分を、悪いってことだと思ってないふしがある。
負の部分があるからこそ、逆にそれを直そうという原動力に繋がっていく、というような趣旨の発言あり。
目からうろこ、でした。