国をつくるという仕事
国をつくるという仕事著者:西水 美恵子
販売元:英治出版
発売日:2009-04-07
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世界銀行の副総裁だった西水 美恵子さんの話。
ものすごくダイナミックな話。
だけど外交の実務書というよりも、彼女のやることのすごさが詩的に書かれてあり、一気に読んでしまう感じ。
実は、週末は米国のシカゴ時代の親友、やすよちゃんが帰国中で、彼女に会いに仙台まで行ってました。
偶然なんだけど、彼女は経済学者から世界銀行で働いた経験の持ち主。
今サンフランシスコで政府系のプロジェクトをリードする研究員。
非常に才能ある人なんだが、超気さく。
今回はこの本持っていろいろ話を聞いたの。西水さんとは同時期に働いていたそうです。
やすよはタンザニア担当。
どうやったら貧困がなくせるか、その中でのジレンマ。葛藤。
松島の浜辺で久しぶりに色々と話しこみました。
海辺ではしゃいで遊ぶ子供たち。
その海のずっと向こうに、餓えている子どもがいる。
たまたま日本に生まれたことで享受していること。
あたりまえに使っている水。
強い円。
白いごはん。
とか。
私はいつも、平等に配分されない富を、自分は、たまたま日本に生まれただけの理由で受けていることに罪悪感があるのです。
寄付をしたり、とか発展途上国の子供をスポンサーしたりとかしても、その罪悪感は消えないです。たぶんもっともっと目を開いて、現実を見ないといけないのでしょうね。
久しぶりの再会。深い話や浅い話 苦笑
仙台で久々に癒されました。
Posted by tentenwang at 02:43│
Comments(4)│
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>その海のずっと向こうに、餓えている子どもがいる。
そうであるにも関わらず、まだ食べられるものを平気で捨てている日本という国。そしてそのほとんどが海を越えたところからやってきている。
よーこさんのようなこと(寄付とかスポンサーとか)はできませんが、上記のような事に目を向けて、自分の生活の足元から見直しています。
クッキークラッシュクリーム、とってもおいしかったです。20代30代の女性もいけるとおもいます。っていうか、どの年代の甘党にも受けるとおもいます。何の期待もしてなくて、子供がなめているのをちょっと味見したら ”なにこれ、すごーくおいしいじゃーん!”とさっさと残りを自分が取り上げてたべました。アイスクリームとクッキーの相性が絶妙にいいです。
夏の盛りよりは、秋冬のほうが合いそうなアイスですね。冬に、ミント系のアイスと一緒に出してほしいです。
間違ったとこにコメントしているのは、承知してます。でも、ほかの人も一番最近のエントリーみるでしょ。ほかの読者のかたにも、一度ご試食お勧めしたくてかきました。飽食社会を考えさせるブログのエントリなのにすみません。
いつも拝見させていただいてます。
途上国の貧困問題について昔から興味があり、勉強したりしました。
勉強すればするほど、机上の空論というかさめてしまって・・・。よーこさんが罪悪感をもたれるように、日本という国に生まれて途上国の方たちの役に立ちたいと思うのは傲慢なのかな?と思ってしまいます。
ちょっとジレンマです。
YUMINGさん
皆がそれぞれ自分にできることを考えていくとそれだけですごいパワーになると思います。
無関心というのが一番悪いことだと思うの。
私はつい、自分がそうなりがちな気がしてます。
寄付すればいいってもんじゃない、といつも思うの。
無礼者 さん
コメント嬉しいです。
クッキークラッシュクリームは本当に花咲いてもらいたい商品なのでコメント下さりものすごく嬉しいです!!!
ぴろさん
いや、傲慢なんてこと全然ないとおもう。
その反対で、なんにもしないほう、つまり無関心というのが傲慢なんだと思うの。