2009年08月09日

想像力

では無差別に人を殺すテロリストに対する防衛策は何があるんでしょうか。

というコメントを見たので戦争についてのターニングポイントの追記です。
多分沢山の人がそう思うんだろうな、と。



答え。

沢山ありますよ。

本当に沢山あるんです。ただ大手マスコミでなかなか報道されないだけ。
地味に活動しているNPOやNGO 民間 政府いろいろ努力を重ねています。
でも、そういうの地味でしょ?


爆弾落して全滅させるー!と叫んだほうがわかりやすい。


なぜテロリストが生まれるのか。
人間が自決してまで相手を恨む気持がどんなんだか、想像してみたことあります?私はなかった。

テロリストは自分たちとは全然違う人間だと思います?

私は昔テロリストは、自分とはまったく違う人間だと思い軽蔑していました。テロリストになるなんて、想像もつかない極悪人だと単純に思っていました。宗教こわ〜〜い、とかね。


でも、段々ちゃんと情報集めたら、あぁ、と腑に落ちることが沢山でてきたんです。

例えば、日本の真珠湾攻撃の特攻隊で死んだ若者を悪くいう人は日本にいないでしょう?

でも米国から見たら、何千人の人がその結果死んだわけです。テロなんですよ。ただの。

あれは戦争だから、しかたがないとか、まぁ、まぁ、そーゆう硬いことは言わず、頭をフレキシブルにしてみて。相手の気持ちになって考えてみてください。

私達は特攻隊の悲しみのことはよく聞かされる。
でもその先で死んだ若者が何千人もいたわけです。
その若者の恋人の話、その若者の母親の話聞いたことありますか?






そう、想像すると、もしかしたら、今極悪のように言われているテロがおこる原因ももしかしたら、もしかしたらですよ。

昔の日本と同じような環境や、状況がそこにある可能性が1パーセントくらいあるかもしれない。。。ですよね?


想像力



私は、それが人としてとても大事だと思うのです。


テロリストになることで自分の家族を守っている可能性もある。
洗脳されて死ぬ事を選ぶくらいの状態がそこによこたわっているわけです。

日本も戦争してた時に皆が洗脳されてたわけです。
軍部のマスコミ操作によって信じ込んでたことが沢山ありました。


そしてもうひとつ認識してほしいこと。
ことをややこしくするのが、世界中には軍の予算で生きている人が沢山いる、という点。
それがなくなると困る人が本当に沢山いるんです。すごいお金が動く産業。

敵は悪ければ悪いほどいいんです。敵が怖いと国民が思えば、儲かる産業なんです。そのためにマスコミ操作したり、政治家にロビー活動できる」お金がいくらでもある。大学の教授にもっともらしい論文書かせたり、ね。


だけどね。目を開けたら、武器を使わずに平和的に世の中を変える方法は本当に山ほどある、んです。

もちろん難しいです。非常にムツカシイ。時間もかかる。
でも、やっぱり、そういう風にやらないといけないし、やるしかないんです。


爆弾落しても何万の兵士を送り込んでも結局、泥沼化する。解決しない。
税金を無駄に使うだけなんです。
それなら、最初からその問題の根っこを引っこ抜かないといけない。


私は被爆国でありながら、立ち直れた日本は、非暴力ということを徹底的に訴えるリーダー的な国になれると思う。

世界中見てまわって、日本って本当にいい国なんです。そしてそう感じないかもしれないけど、日本は世界から実は尊敬されている国、でもあるんです。

だから、もっと国際貢献すべき。
だけど、そのやり方は、みんなが心の底から考えて出していくべきだ、って言いたいんです。

それが戦争で死んでしまった(日本人だけでなくすべての)人たちへのせめてもの償いになると思うのです。

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戦争の月【世界級ライフスタイルのつくり方】at 2009年08月11日 11:54
この記事へのコメント
同意。
Posted by HIDARIUMA at 2009年08月09日 10:18
とてもよくわかります。同感です。
Posted by まり at 2009年08月09日 13:13
コンピュターの前で泣きました。自分の無知を想像力のなさを考えるきっかけになりました。ありがとう。
Posted by mm at 2009年08月09日 16:37
日々こんな深いことを考えているよーこさんと比べると、私は一体何なんだろうと自己反省です。

中国では、今でも毎日ウルムチ騒乱の容疑者逮捕のニュースが流れていますが、事件前よりもっと民族間のわだかまりが大きくなっているような気がします。
世界中の誰もが、憎しみで心をパンパンにする毎日より、慈しみで心がいっぱいになる日が来ることを願ってやみません。。。
Posted by ガア子 at 2009年08月09日 18:46
爆弾が落とされなくて済むように、テロになる人がならずに済むように、そんな平和的解決を目指して活動をしている人々の、地味に辛抱強く闘った成果ってのは、逆にあまりみんなに知られていないんでしょうね。なんの事件も起こらないわけですしね。しかしそういう成果こそみんなで評価して、また別の地域の似たような問題にも応用してゆくような勉強が、世界に広まったらいいですね。
Posted by ふじもと at 2009年08月11日 08:44
こんにちは。いつも拝読しているのですが、コメントするのは初めてです。
このコラムを読んで、あまりにも、昔わたしが書いた日記と、内容がシンクロしていたので思わずコメントしてしまいました。

ちょっとアナログ?な形式の日記で、トラックバックの機能がないので、
URLを直貼りさせていただきます。2004年に書いた日記です。
http://www.enpitu.ne.jp/usr1/bin/day?id=18133&pg=20041102

ヨーコさんのblogは私にとって、いつもなんだかドンピシャなタイミングで、いろいろなことを気付かせてくれたり、繋げてくれるblogです。
今月新島のsaroに行くんですけど、そしたらヨーコさんの親友が運営されてるって日記があってびっくりしました!

ヨーコさんの紡ぐ言葉や、知的なのにとても女性的な温もりのある思想が大好きです。
これからも、読ませていただきます★
Posted by ちびさち at 2009年08月13日 11:48
HIDARIUMA さん mariさん mmさん 
ありがとうございます!!!

ガア子さん
事件前よりもっと民族間のわだかまりが大きくなっている、その通りだと思います。
根本の解決はやはり相手のことを考えれるかどうか、だと思います。


ふじもと くん
地味な活動はむつかしいですが、それしかないんですよね。

ちびさち さん
コメントありがとうございます!
ずいぶん前に同じことを書いていたのですね。
女性がキッチンテーブルで話し合いを重ねて、それが横で重なり合って力になっていくとベストだなぁ、と思います。


Posted by よーこ at 2009年08月14日 16:14
かきたい事は沢山あるけど。簡潔に。
instant message世代の私たちにとって、平和の為の会話を続けるという事は、きっと気が遠くなる様な手段。でも、世界中の、それも価値観が違う国々でも核兵器を作れる今、強硬な手段では、世界が崩壊するしかない。

だから、私もようこさん同感で、核経験国の日本ほど、「会話」を促す説得力のある国は無いと思うんだけど。
人間一人の力では、全てを変える事は出来なくても、沢山の人が各々頑張れば、砂浜の様に大きな存在になれる。一人一人が平和の手を結んでいったら。。。。。絶対に変化はおこる。そして、其の変化は私たちが作って行かなければ、何もおこらないかもしれない。
日本が世界の経済大国になるには、一国だけではなく、他の国からの恩恵があったから今に至った訳で、世の中はやはり、みんなが手をつなぎ合って行かなければ。
世界大戦後、日本は「受け身の平和」を作り上げてきたけど、これからは、日本らしい平和への方針を作るベキとき。「与えられた平和」を戦後エンジョイしてきた日本人に取って、自分で平和の為に何かをするというのはかなり思考回路を変えなければ出来ないし、簡単な事ではないと思うけど。
最近、戦後の日本の経済回復の歴史を読んで気づいたのは、ようこさんも私も「戦争を知らない世代」ではなく、或る意味でtransitionの世代。本当の「戦後」の世代はこれからの人々。今迄とは違った、私の世代とも違った、新しい世代のクリエイティブな英知を信じて、アメリカから頑張れ〜と応援しています。
Posted by ポートランドのきみこ at 2009年08月17日 03:07
ポートランドのきみこ さま

日本が世界の経済大国になるには、一国だけではなく、他の国からの恩恵があったから今に至った訳で、世の中はやはり、みんなが手をつなぎ合って行かなければ。

しみじみそうなんですよね。
新しい、英知を信じて!
Posted by よーこ at 2009年09月29日 00:03