なーんだ (*^・ェ・)ノと思うものもあれば、
そうだよなぁ ( -д-)ノっと頭では、知っているけど実際はできていないとか。。。気づきがあります。w
そんな中で子育ての本なのだけど、子供とは関係なく、結構心に響く話だな、と思った話があったので引用します。

「ひび割れ壷」の物語☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;
インドのある水汲み人足は二つの壷を持っていました。
天秤棒の端にそれぞれの壷を下げ、首の後ろで天秤棒を左右にかけて、
彼は水を運びます。
その壷の一つにはひびが入っています。
もう一つの完璧な壷が、小川からご主人様の家まで一滴の水もこぼさないのに、ひび割れ壷はご主人様の家に着く頃は半分になっているのです。
完璧な壷は、いつも自分を誇りに思っていました。
何故なら、彼が作られたその本来の目的を、彼は常に達成する事が出来たからです。
そして、ひび割れ壷はいつも自分を恥じていました。

何故なら、彼は半分しか達成する事が出来なかったからです。
二年が過ぎ、すっかり惨めになっていたひび割れ壷は、ある日、川のほとりで水汲み人足に話しかけました。
「私は自分が恥ずかしい。そして、あなたにすまないと思っている。」
「何故そんな風に思うの?」水汲み人足は言いました。
「何を恥じてるの?」
「この二年間、私はこのひびのせいで、あなたのご主人様の家まで水を半分しか運べなかった。水が漏れてしまうから、あなたがどんなに努力をしても、その努力が報われることがない。私はそれが辛いんだ。」
壷は言いました。
水汲み人足は、ひび割れ壷に言いました。
「これからご主人様の家に帰る途中、道端に咲いてるきれいな花を見てごらん。」
天秤棒にぶら下げられて丘を登っていく時、ひび割れ壷はお日様に照らされ美しく咲き誇る道端の花に気付きました。
「花が君の側にしか咲いていないのに気づいたかい?僕は君から零れ落ちる水に気づいて、君が通る側に花の種をまいたんだ。そして君は毎日、僕たが小川から帰る時に水をまいてくれた。
この二年間、僕はご主人様の食卓に花を欠かした事がない。君があるがままの君じゃなかったら、ご主人様はこの美しさで家を飾ることは出来なかったんだよ。」
(作者不詳 菅原裕子訳)☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;
著者の菅原さんは続けます。
私達は皆、それぞれユニークなひび割れを持っています。私達は皆、ひび割れ壷なのです。あなたのひび割れを恐れてはいけません。私達の弱みは、そのまま強みであることを忘れないでください。私達は子供達の為にどんな花の種をまけるでしょう。そのひび割れを責めるかわりに・・・。
(引用:「子どもの心のコーチング―一人で考え、一人でできる子の育て方 (PHP文庫)」菅原裕子著)

著者:菅原 裕子
販売元:PHP研究所
発売日:2007-10
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