冒険家に旅のプランを全て任せた九州。。。私たちは、福岡に降り立つことを前の日に聞いた以外何も知らされていなかった。(というか、私の方が忙しくて聞かなかったんだけどね)
しかしこの旅。。いろいろと学ぶことが多かった。
冒険家のフィリップ氏は今では某企業の日本支社長。
でも、昔2年かけて、フランスから中国まで大陸を自分の足で歩いた人なのだ。1万キロにおよぶ、未開の山野を踏破した人物は後にも先にも彼ただ一人であろう。と言われている。
それも自動車はもちろん動物をふくむあらゆる乗り物を拒んでひたすらに歩き続けた。入院のための一度の帰国を挟みはしたがその2ヶ月を含めて総所要時間は2年に及んだ。
彼の本は多くの国で翻訳され発売されている。
で、そんな彼と一緒に旅してわかったこと。
この人、方向音痴〜〜〜〜〜〜〜〜〜なんだよ〜〜〜。爆笑
まったく。ほんとに( -д-)ノ
そこ、迷うか?というほど、迷う。
私、本当にあっけにとられたのです。
「い、一体もって、ど、どうやって、この人たどりついたん?。。中国まで」
奥さんのメルバが私にこっそり教えてくれた。
『磁石よ。磁石。あと、彼は人に道を聞くのよ』
九州の旅も、彼はしょっちゅう人に道を聞いていた。
私は、「あら、また間違ってる〜」と思いながらも、黙って後ろについていくことにしていました。
だって、彼は迷いながらも、道を発見しながら歩むことが楽しいの。
で、すごく勉強になったこと。
彼は、大企業の出世街道を捨てて、冒険しよう、という勇気をもっつたの、そして本当に決断した。
それからずっと2年間 歩き続ける信念と情熱
方向音痴は、磁石でカバーできるw
何かを成しとげるに、必要なもの。それは実は信念 情熱 勇気 決断で、あって才能じゃない。
それさえあれば、才能はなくても、何かできっと補える。
何かを成し遂げる人は、才能じゃないんだよ。