2009年11月15日

少しだけ自信をもてるようになった瞬間

今日米国に転勤した方からメールがあったので、役にたつかも、と昔書いたエッセイを想い出して検索しました。(自分が書いたものが検索で見つかる世の中、便利よね。苦笑)

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私はアメリカの会社の中で日本人一人という環境で働いた経験があります。もちろんプロジェクトは全く日本に関係なく、いわば日本人であるということのメリットが全くない環境でした。

毎日英語の環境の中にいて、「ネィティブなら絶対に知っている」というような簡単な言葉を知らなかったり、うまく冗談を返せなかったりする自分にだんだん嫌気がさしてきました。

言いたい事がうまく話せない自分がとてもくやしかったのです。
同時にちょっとした被害妄想にもなってしまい、時々、回りの人に馬鹿にされた気がしてトイレで泣いてしまう事もありました。「もう辞めたい」と何度も思いました。

そんな最悪の時、こんな文章に出会いました。
"Dr. Denis Waitley's ten commandments."
「デニス ウェィトリー博士の10戒」

彼は自己変革の為の講座の講師で、多数の本を書いています。この言葉は私にとって、ある意味ターニングポイントになった気がします。
日本の企業で生き残るのにも、役に立つかもしれません。

1. Always dress like a winner.
常に勝利者にふさわしい服装をする。

これは飾り立てるとかブランドの服を着るという意味ではないと思いました。いつ誰に見られても、自分が見られてもよいと思う服を着るように心がける事にしました。

2. Answer the phone in a clear, confident manner.
電話にははっきりとした態度で自信を持って受け答えする。

新入社員の私は、知らない人から英語で電話を受ける時に心の中で
「もし名前や用件が聞き取れなかったら、どうしよう」とびくびくおびえていました。でも、聞き取れなかったら、もう一度聞いて、それでもわからなければスペルを教えてもらえばいいだけだから、自信を持とう。そう開き直ったら、とっても楽になりました。

3.Accept compliment with poise, "Thank you, How nice of you to say that."

誉め言葉に対しては、落ち着いた身のこなしで受け止め、「ありがとう。そうおっしゃって頂いて嬉しいです」と答える。
これ、今でもなかなかできません。(^^;

4.Every night make a list of things you're grateful for that
happened during the day.

毎晩その日に起こった感謝すべき出来事についてリストを作る。
人からしてもらった思いやりやちょっとした出来事を、立ち止まって
「ありがたいなぁ」と思う気持ちって大切ですよね。私はついネガティブな事ばかり考えてしまう癖があります。
だから「夜に一日の中で良かった事を無理やりにでも思い出してから寝る」という方法は、とても素敵な習慣になりました。

5.At meetings, sit in front of the room and take an active partin discussions.
ミーティングでは、部屋の前の方に座り、話し合いに自ら活発に参加する。

6.Walk everywhere with proud and confident posture.
どこでも、自信をもった態度で堂々と歩く。

7.Set your standards of behavior by the rules observed by
gracious and refined people.
礼儀正しく洗練された人のルールを持って自分の行動の基準を決める。

8.Speak with self-confidence but respectfully to everyone.
自信を持って、しかし同時に相手に尊敬を示しながら話をする。

9.Make a list of short-range and long-range goals.
短期的、長期的ゴールのリストを作成する。

私は以上の文を読んだ時、私ももう少し自信をもって仕事をしたいと思いました。

まず、私は自分が日本人であり、日本で仕事をした事に自信を持たなくてはいけないと思いました。


たぶん、私は無理に自分をアメリカ人らしくしようとしていたのです。だから発音が下手で恥ずかしいとか、何か間違った事をしてしまったらどうしようか、と何をするにも自信が持てなかったのです。

私は今までの経験を活用する事にしました。

例えば会議の前に参加者を別々にコーヒーに誘う「根回し」作戦を始めました。これはすごい効果でした。(笑)

会議でどんどん意見を交し合うアメリカ人の中で、私が一言何か言えば、皆がうなずき、何でもすんなりと物事が決まるようになりました。

社長はそれを見て私の才能だと完全に誤解(^^;)し、私は異例の早さで (アメリカ人の同期よりも先に)出世したのでした。


社長に呼ばれて、それ聞いた時は私まじで驚いたわ。はじめは電話を受けるのも怖かったのに。

さて、ウェィトリー博士の10戒で一番実行が難しくて大切だと私が感じているのは10番目。
それはどんな時でも(辛い時こそ)

10. SMILE, SMILE, SMILE!
笑顔、笑顔、笑顔!




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この記事へのコメント
5
とても感銘を受けました。
読ませいただいて、なんだか「ありがとう」という気持ちでいっぱいです。

今後のご活躍をお祈りしています。
Posted by maruchan at 2009年11月15日 22:18
いつも読ませていただいてます。

建築繋がりでよーこさんのブログに行きついてよく助けられています。

また、いろんなお話が聞けるのを楽しみにしています。

Posted by suganeko at 2009年11月16日 02:14
よーこさん
確かに… ここに書かれている10か条は、別段どれも「アメリカ人らしい」ものではなくて、「日本で自分らしく仕事をしていた時に自然にやれていたこと」かもしれません。

異なった生活環境だと、どうしても自分が楽しめるものを見つけることが下手になって、気分を変えたりすることも出来なくなっていくので、そればっかり考えちゃってメンタル来ちゃうんですよね。だからSmile、なんて滅相も無い! ってことになっちゃいます。

これからこの10か条をいつも見えるところに貼り付けちゃいます。よーこさん、ありがとうございます!!!
Posted by Shoko at 2009年11月16日 03:43
5
こんにちは♪

犬も歩けば英語にあたる購入致しました。
とても楽しく、また勉強させて頂きました♪

There are other fish in the sea.
Posted by success at 2009年11月16日 03:47
私もアメリカで生活しているのですが△脇辰某箸砲靴澆泙垢諭そこそこ長くアメリカに居るにもかかわらず、私の知らないちょっとした会話の言い回しや微妙な単語が連発すると結構落ち込んだりしちゃってます。これが悪循環でどんどん声量と自信が低下しちゃうんですよね、やっぱり英語びくびく期はなにをやっても上手くいきませんね。
Posted by dyk at 2009年11月16日 12:02
ありがとうございます。英語圏ってだけでアウェーな感じで、萎縮しすぎることってあるけど、、、ひとつずつ習慣にできるように頑張ります♪
Posted by ちぐりん at 2009年11月16日 13:23
私は結構アメリカ生活が長くなってきましたが、いまだにやっぱり言葉の壁を感じるときがよくあります。よーこさんの用に克服できるように頑張りたいです。映画を英語の字幕で見て勉強したりしていますが、中々完璧にアメリカ人と同じジョークがわかるようになるのは難しいですね。どうすればいいでしょうか。

よーこさんの、コーヒー作戦、昔のブログでも書かれていましたが、具体的にどういう事を一人ひとりとコーヒーしながら話すのかもうちょっと詳しく聞きたいです。
Posted by mina at 2009年11月17日 04:38
いつもありがとうございます!
実は4番を毎晩しているのです。最初はなかなか書けなかったのですが、今ではすらすら書けるようになりました。
Posted by ruhuna at 2009年11月17日 09:01
5
ものすごく感銘を受けました!!どうもありがとうございます。自分でもこの10戒、自分なりに解釈して、励みたいと思います。
Posted by Goddard at 2009年11月19日 16:47