2009年12月11日

許す、というプレゼント

年末になると親との関係の話が増えてきますね。

私は早くに母を亡くしたので今は父がいるだけ。
母が亡くなった後、父とよく口げんかしたことあったんですけど...


ある時、ぶつぶつ言ってる私の後ろで、旦那がこう、つぶやいたんです。

『あなたは、なんだかまだ精神的にお父さんに頼ってるんだね』

『はあ?』

本当にはぁ?って思いました。

私は私の得た知識や理論が正しいことを、父にわかってもらいたかったんです。それが喧嘩のもとだった。私は正しい、という前提だったので旦那の論理が意味不明でした。

彼は淡々とこう言ったの。

『ある時にね、変えなくちゃいけないんだよ。関係を。もう、精神的に頼るんじゃなくて、精神的に頼らせてあげないと』

私が沈黙していると彼は続けて言いました。

『わかってもらいたいっていうのは、甘えてるんだよ。何も親に証明して、認めてもらう必要はないんだよ』

私は彼の顔をまじまじと見ました。

旦那は満面の笑顔で
『だって、あなたはもう大人なんだから』
と。



もう随分前の話なんですけど。
それから、父が訳の分かんないことを言いだす度に、自分の子どもと同じだと思って。まぁ、いいよ。いいよ。と守ってあげるくらいのつもりで接しているので。。お陰さまで、家の親子関係は良好


実はこのエントリを書こうと思ったきっかけは、友人から母親にこう言われたことが許せない、というような内容のメールがあったからなんです。。

【許せない】っていうのも、もしかしたら、甘えなのかな。と。

その人の詳しい親子関係のことを知らない私がアドバイス言うのもなんだか差し出がましいなとは、思うんですが。。。


彼女がネガティブな感情を捨てられたら、2010年は新しいいい年になれるのかな、と。。。思った。

許せないって感情は、結構ネガティブでしょ? パワーがいる。
パワーがネガティブな方向に向かってたら、顔に出ちゃう。
美しくない。



Forgive

それは相手に対してじゃなくて、何よりも自分に対するプレゼントになるかもしれない

なんか。。。うまくまとめられないけど。



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この記事へのコメント
何よりも自分に対するプレゼントになる -- I couldn't agree with you more.
Posted by kenkenmama at 2009年12月11日 10:15
"Forgive"
は私が中学くらいの頃からずっと大事にしている単語の一つです。
きっかけは兄弟喧嘩をよくしていた時期に同じようなことに気づいたからなのですが
それが親子関係にも通ずるところがあることに
このエントリーで初めて気づきました。
ありがとうございます。
自分ももう20歳になったので大人になりたいと思います。笑
Posted by りょん at 2009年12月11日 10:28
こんにちはようこさん、
許しということで、
オバマ大統領のノーベル賞受賞スピーチどう思われましたか?
車の中でnprを聞いていて彼の声が流れ始め「話し合いでは解決できない事がある」、武力行使の容認。
たくさんの民間人を巻き添えに殺し、テロリストたちを殺害するまで「許す」事はアメリカには出来ないのでしょうか?悲しくなりました。
結局この国は変われないんでしょうか。
Posted by Y子 at 2009年12月11日 11:04
5
こんにちは♪
いつもブログにて多くのことを学ばせて頂いています。
ありがとうございます。

10年以上実家に帰っていないので自分のことのように考えさせられました。

『だって、あなたはもう大人なんだから』
そうですよね!!





Posted by success at 2009年12月11日 11:40
僕もまったくおなじことで親ともめてましたね。
ちゃんと本当に大人にならないとなー。
Posted by ふじもと at 2009年12月11日 15:22
北京に住んでいた頃からのファンです。
本当にすてきなダンナ様なんですよね。

ダンナ様の話が出るたびに思うのですが、
その素敵な人間性には何が一番影響
しているんでしょうか?

親の教育?
家庭環境?
自ら悟った?
よーこさんの影響?
中国人的?
アメリカ人的?
兄弟・友達・同僚の影響?

すごーく知りたい!!!
Posted by 宗宗 at 2009年12月12日 06:49
良く分かりますよ。
上手くまとめようとする必要もありませんから。
あなたのとても良い処だと思います。
Posted by HIDARIUMA at 2009年12月12日 09:56
母は本当に完璧主義で私は正反対。
その上私は一人っ子だったから
逃げ場もなく、数え切れないほどの
親子の修羅場を体験しました…

大学院に行っていた頃は私自身に
余裕がなかったためか
とにかく自分が正しいと思っていることを
すべて母にぶつけてはお互いに傷つく、
ということを繰り返しましたが

そして2人ともぼろぼろになったあと

「お互いに絶対受け入れられない部分がある
という事実を受け入れる」

ということに同意しました…
(わかりにくいですよね。)

これをお互いの共通認識にしたあとは
それぞれの価値観を押しつけ合わなくなりました。
あと、まれにもし押しつけてきても、
同じ力で押し返すことはなくなりました。

今でも私の子育てに対して色々と意見を言ってきて
時々全力で押し返したくなるときもありますが(笑)
よかれと思っていってくれてるんだなと
自分に言い聞かせてます…

親子のことでは私も本当に悩んできたので
今日のよーこさんのブログの内容
とってもよく理解できました。
ご主人のコメントもとっても素敵だと思いました!




Posted by miho at 2009年12月12日 10:51
はじめてかきこします。

分かってもらいたいということは甘えてるんだよ、という言葉。はっとさせられました。
友人と何かについて話していると、お互いにこのことで衝突してばかり・・・でした。
僕も大人になろうかなー、今32ですが・・・。
Posted by やまらー at 2009年12月13日 22:57
親との関係については考えるところも多いひとりっこ舞です。
そうはいっても、何歳だろうがどんな関係だろうが「わかってもらいたい」欲望や「わかってもらう」ための努力は必要なんじゃないの(同じ人間じゃない、全てわかりあえることは不可能を前提として)?とおもったりしつつ...「頼らせてあげる」大きさや寛容さをそなえなきゃならない役回りがきているというのは...きっとそうなんだろうな。
なんか自然とめぐってくる役わりに頭で反抗したらだめなんだろうな、というのはなんとなく感じるところなのです。
Posted by 5! at 2009年12月14日 02:30
よーこさんへ
いつもブログでうなずいたり・涙ぐんだり・爆笑させていただいてますよ♪
私41歳にもなりますが、考え方の違いから些細な事で(+o+) 
恥ずかしながら。。今だに親と、もめます(しかも下町風に(@_@)   
"Forgive"か。。これが、なかなかできませんっ 
でも、お正月は心がけてみようかな。

※中一の娘と22日 初・落語いってきま〜す。ありがとうございました!
Posted by 佳子 at 2009年12月14日 12:38
コメントがいつにも増して多いように思うのですが、
親子関係で思うところがある人がけっこういるということなんですよね。
私も同じく、未だに親とやりあうことがあり、
今回のエントリーにはハッとさせられました。

よーこさんの、いつも精神性へ語りかけるブログ、
本当に楽しく読ませてもらっています。
Posted by ガアコ at 2009年12月15日 21:57
旦那様、相変わらずすげーなあ。。。脱帽です。
Posted by ひろ at 2009年12月19日 07:33
2
明日が今日になると、昨日、最後のメモリが一日になることはもはや重要ではない、我々は突然、自分が無意識のうちに、時間によって前方に押されている見つける、それはまだ別の列車が行くには電車ではありませんあなたは、前進のような錯覚を感じるかもしれませんが、私たちは本当の成長のために、このケースでは異なってくる。
Posted by グッチ at 2013年07月06日 17:45