私には社長やってる友人が多い。
それもなんかカッコいい人が多い。みんな本出してる。
(私あえて友人の本は読まないようにしてる。。なんか友人の本って気恥かしい笑)
まぁ、カッコいいというのはいろんな定義があるかと思うけど。苦笑
たぶん社長業してる中でも、私がカッコいいな、いいな、と思う人はあんまり既成概念にとらわれていないタイプ。
今回は某有名社長の話。
この人日本のリーダーと言われている人なんだけど。
こんなことがあったのよ。
ある時、我家の夕食に彼がきてたのね。
で、貝の壺焼きをしたのよ。
すると、貝の蓋がしまってびくともしなくなった状態開かないっ!!
それ、ものすごい堅い貝なのよ。見た目どうしても開けられそうもないし割れそうもない。
そもそも私がレシピも見ずに焼いたのが悪かったんだけど。苦笑
それで料理人に電話したら
『それは生の時に取り出して焼くものでもう焼いちゃったら蓋はとれない。あきらめてください』
って言われたわけ。
それで、皆で『あーぁ』
私(TДT)『前菜なくなった。がーん』w
それで、笑って、あきらようとしてたところ
彼が『道具箱貸して』って言うわけ。
その中からスクリュードライバー出して貝と格闘はじめた。
もちろん、とれれない。
料亭の料理人がその貝はどうやっても熱をいれてたらびくともしない。
無理って電話で何回も言ったのにだよ。
だから、皆、スクリュードライバーで蓋を開けようと格闘してる彼をキッチンに残し。。
リビングでワイン飲んでた。
すると、だいぶ時間がたってキッチンで『やった〜』という声。
彼とうとう開けたのよね。
どうしたと思う?
蓋をとったんじゃなくて金槌で貝自体を無理やりわったわけ。苦笑
かたくて割れるような貝がらじゃないんだけど、ガンガンやって弱い部分の一部を割ったのよ。
些細な話なんだけど。。
1.あきらめない。
2.プロからダメだと言われても、そうかな、と疑う。
3.既成概念を覆す方法
という点で、彼をまじまじと見ながら、ふむ〜と思った。
普段はふつーにいい人って感じなんだけど。
だから彼は日本を代表する、と言われるようになれるんだなぁ。と思った。
その日、貝に殻が突き刺さってているのをよけながら食べたんだけど
なんだか美味しかったわw