
そもそも、私が木村英輝氏の絵を知ったのは、偶然。ネットで初めて見た時、な、なん???この絵は??す、すご過ぎる、とものすごい衝撃をうけたところからはじまります。
伝説のロックプロデューサーだったこと。
そして、60歳で突然、壁画を書き始めた事。
京都に壁画が点在しているということで、いつか絵をみにいきたいと心の中で長い間、思っていました。
そして時間がたち、ある時に、偶然、日本のコンセプターとして草分け的な存在の坂井直樹先生のところに遊びにいかせて頂いた時、机の上に、木村氏のパンフレットがあったのです。。え、?坂井さんはこの木村さんって画家ご存知ですか?
って聞いたら、
え、僕の美大の先生だよ。
え??
僕が京都時代すごく影響うけた人
え?
w(*゚o゚*)w す、すごい。学生時代の知り合いだった、なんて
そのうちに紹介するからね、って言って下さり。。なんてことだ!と思って事務所を後にしたのでした。
そしてその日の夜、同じ日の夜なんですけれどね、ソニーデジタルエンターティメントの福田社長とご飯食べに行ったんです。
私の鞄の中に、坂井先生から頂いた木村先生のパンフレットがあったので、それを出して、
福田さんー、この方の絵、私大好きなんですよー、と言ったら、
え?キーヤン? 仲良しだよ。
え?は?はい?
今、電話しよか?
(゚ロ゚;)エェッ!?
という話。
ありえない。。
(坂井先生と福田さんはこの時点ではお互い知らないです)
木村先生は天才ですが、皆が皆知ってる訳ではありません。画家の世界では、はみ出ている人ですし。。いや、その世界に入っていない。
なにせ、壁画ですから。。苦笑
キャンパスで売られているわけではないので絵の値段もつきません。絵が取引されてないんです。
その上、賞とりなんかに全然興味もない方ですから。。一般には、まだ、あまり知られてない方だと思います。
美術館に飾る、とか、普通のアーティストがやりたいこと全部無視しているんです。
王道いかないから、(行けば、すごいことになると思うけど)一般的には、知られていない。。だけど、坂井先生や福田さんとは、繋がっている。
本当に人間も、何かを嗅ぎ分ける嗅覚とか、っていうのかな、出会う人達は、必ず出会う、そんなシンクロニシティみたいなのがあるのかなぁ、って思ったのでした。
木村英輝氏との京都巡りは次回ーーーー。
