2011年04月04日

日本から学ぶ10のこと

世界銀行や国際通貨基金のスタッフの間でこのメールがまわっているそうです。
(意訳しました)

10 things to learn from Japan-
日本から学ぶ10のこと

1. THE CALM--Not a single visual of chest-beating or wild grief. Sorrow itself has been elevated.

静寂ーーーそこには威勢よく騒ぐ人はなく、嘆きにくれ叫ぶ人の姿もない。悲しみそのものに崇高な気品がある。

2. THE DIGNITY----Disciplined queues for water and groceries. Not a rough word or a crude gesture.

威厳ーーー水と食料のための待ち行列は規律があり、そこでは荒い言葉をはいたり、粗雑な行動をとる人がいない


3. THE ABILITY--- The incredible architects, for instance. Buildings swayed but didn’t fall.

能力ーーー信じがたいほどの能力ある建築家たち。ビルは揺れた。しかし崩れたビルはなかった


4. THE GRACE-----People bought only what they needed for the present, so everybody could get something.

品格ーーー人々は、皆が何かものを手にいれることができるように思い遣り、自分達が当面必要としたものだけを買った。だから、皆がそれぞれ何かを手にいれることができた


5. THE ORDER-----No looting in shops. No honking and no overtaking on the roads. Just understanding.

規律ーーー店での略奪はなく、路上でも追い越しや警笛を鳴らす人はいない。皆が理解を示している


6. THE SACRIFICE----Fifty workers stayed back to pump sea water in the N-reactors. How will they ever be repaid?

犠牲ーー原子炉にポンプで海の水をかける為にとどまった50人。 彼等にこの恩をどう返せばよいのか?



7. THE TENDERNESS------Restaurants cut prices. An unguarded ATM is left alone. The strong cared for the weak.

やさしさーーーレストランは値下げをし、無警備のATMはそのままである。そして強い人は弱い人の世話をしている


8. THE TRAINING----The old and the children, everyone knew exactly what to do. And they did just that.

訓練----老人、子供、皆はそれぞれ何をしたらよいのかきちんと知っており、 そして、彼らは淡々とそれをしている



9. THE MEDIA----They showed magnificent restraint in the bulletins. No silly reporters. Only calm reportage.

メディアーーーマスコミは堂々たる節度をもって報道。 愚かなレポーターがいない。 落ちついたルポが続いている



10. THE CONSCIENCE---When the power went off in a store, people put things back on the shelves &left quietly.


良心ーーー店で停電になった時、レジに並んでいた人々は、物を棚に戻し、静かに店を去った



Truly Inspirational --what is happening in the Land of the Rising Sun.

真のインスピレーションを与える--日出ずる国で起こっていること



ーーーーーーーーーーーーーー
そうでない箇所もあるでしょう。
そうでなかった事も多々あるでしょう。
もちろん、そうでない人も沢山いるでしょう。

でも、細かいことはいいんです。

そんなことを、探し当ててて叫んだり、お互い卑下したり、むし返し気分を悪くしたりする必要はないと思うのです。

私は、このメールを見た瞬間、目を閉じて自分に何かを蓄えたいと思いました。

不安の中で取り戻したい何か、を。

そして日本の多くの子どもたちに、このことを知らせたい。

あなたたちは、世界中からその行動が賞賛される日本人であること。
こういう行動が自然にできる文化のある国に育ったこと。


今日、自分が日本人の一人であることを素直に誇りに思いたいと思います。


不安で前が向かう場所があまりにも遠くて泣きそうになった時に、(誰かにすごいよ)って言ってもらうことは大事なことなんです。

それが力になるんです。

明日からも続く長い長い戦いのためにも。




追記 4月17日
世界銀行の元副総裁の西水美恵子さんが、私の稚拙な意訳を直して下さいました。
本当に光栄です。
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坂之上よーこさんのブログ。世界銀行や国際通貨基金のスタッフの間でこのメールがまわっているそうです。 買占めした人もいたり、詐欺をしている人もいるようだし、レポーターのなかには信じられないような態度をとってる人もいたり、寄付や物資の受け入れ態勢が機能し
日本に学ぶ10のこと【郷に入ればなんとやら】at 2011年04月05日 03:55
この記事へのコメント
ほんとうですね。
「この震災で儲けた」とわざわざ5年ぶりに
お見舞いを装い電話して来た人がいました。
私は何とも言えないやな気分になりましたが
それにフォーカスするのではなく
このブログに書かれている
素敵な日本人を誇りに思いましょう。
きっと彼も動転していたのでしょう。

愛は悪を超えられはず。

こんな時寅さんなら
「ごくろうさん。きっと日本は立ち直るよ」

スカーレット・オハラなら
「明日は明日の風が吹く」

矢吹ジョーなら
「まだ燃え尽きてねえ。いくぜおっちゃん」

目玉の親父なら
「鬼太郎!お前の出番じゃ」

イチローなら
「立て直すための準備をしよう」

って言うはずです。



いいブログをありがとうございました。
Posted by 野寺治孝 at 2011年04月04日 11:30
ありがとうございます。

ようこさんのメールを読ませて戴いて、改めて

日本人として生まれてこれたこと誇りに、幸せに思うことが

出来ました。

とても悲しい出来事だったと思います。

今も、これからも悲しみは続くのかもしれません

でも、日本や日本を思ってくださる世界の方々の

沢山の愛が溢れていることも感じることが出来ました。

「当たり前」は当たり前ではない事を皆で再確認する

大事なチャンスのようにも感じました。


とても、心が温かくなりました。

ようこさん、本当にありがとうございます。


Posted by 岬咲 at 2011年04月04日 14:05
5
本当に誇りに思えまた一つの光明ともとれるお話です。
被災者と側から考えると、温かくそして人種を越えた言葉に感動すら覚えます。
今までも、これからも日本人という人として自信と勇気を頂きました。
わたしは、被災地の人間として同じ思いの方々に何ができるか?と考えた時、復興を少しでも早くし安定と供給、雇用と考えました。一社会人として社会に貢献できることをと。

そして、この災害の事を語り継がなければと、今いる子供達、これから生まれる命に。
人々は、どう支えあいどう立ち上がりどう生きたか。どれだけの尊い命が失われ、どんな恐怖、失望絶望があったのか。

あの10の言葉は忘れません。
ひかりなき道に照らされた光のように。

ヨーコさんにも感謝します。
これがアップされてなければ知らずに通過して寂しさ一杯だったかもしれません。

不思議と人は見られ語りかけられることで安心感をえるのですね。
だからこそ支え合い生きていく。
この和が、絶え間なく広がり続けることを望みます。
Posted by ジャック at 2011年04月04日 22:37
すっとしました。
今年の新入社員に、今年このタイミングで社会人になることを前向きに、むしろ、誇りをもって欲しいと言いました。裏付けをもらった気がします。
自分も日本人である誇りを持てます。
彼らを明日からも叱咤激励できます。
彼らと自分も今の自分の仕事から、
戦っていけると思います。
ありがとうございました。
Posted by lopes_wagner at 2011年04月04日 23:39
ありがとうございます。
地震、津波は根こそぎ生活を奪ってしまい、瓦礫になった街からは自然を前にした人間の無力さを思い知りました。けれど耐震技術の開発、日頃からの訓練や緊急地震速報などのシステム運用があったから助かった命もあり、それを世界が前向きに捉え学ぼうとしてくれていることはうれしく誇りに思います。私は4日前から社会人としての生活をスタートしました。、命をなくしたり、職を失った同期達を思うと、職がある喜びと責任を。早く一人前に働けるようになって、奢りではなく
Posted by 新入社員 at 2011年04月05日 00:07
ありがとうございます。
地震、津波は根こそぎ生活を奪ってしまい、瓦礫になった街からは自然を前にした人間の無力さを思い知りました。けれど耐震技術の開発、日頃からの訓練や緊急地震速報などのシステム運用があったから助かった命もあり、それを世界が前向きに捉え学ぼうとしてくれていることはうれしく誇りに思います。私は4日前から社会人としての生活をスタートしました。震災で、命をなくしたり、職を失った同期達を思うと、職がある喜びと責任を感じています。早く一人前になって、次の世代の子供たちが奢りではなく誇りと自信がもてる国をつくっていこうとおもいます。
Posted by 新入社員2011 at 2011年04月05日 00:11
いいお話ですね
とても勇気づけられます

確かに中にいる私たちは
どうしても悪いところばかりに
目が行ってしまって愚痴が出がちです (^^ゞ
「隣の芝は青く見える」ということなんでしょうね

もっと、日本人であることに対して
感謝と誇りを持つべきなんでしょうね

ありがとうございます
Posted by ひろふじ at 2011年04月05日 00:54
このチェーンメールと訳を沢山の日本人に
読んでもらいたいので コピーして
他でも紹介したい(トラックバック付きで)
のですが 宜しいでしょうか?

きっと勇気付けられると思うのですが、、、
Posted by あのーぴ at 2011年04月05日 02:16
5
日本は、一握りのエリートが優秀な社会なのではなく、まさしく市民一人ひとりが優秀な社会であることの証明だと思います。

私も学習塾で仕事をしていますが、一人ひとりがよりよく生きるための知識と知恵と意欲を持てるように、微力を尽くしたいと考えています。

ようこさんも体調に気を付けて頑張ってください。
Posted by kenpkun at 2011年04月05日 09:15
強く共感しました。
正しく対処するための批判は必要ですが,建設的でない非難は慎み,こういう行動がとれることに誇りをもつべきだと思います。
Posted by 大岩根 尚 at 2011年04月05日 09:35
5
実際にあったことから派生した過剰な信用も含まれているでしょうけれども、このような国際社会の信用にぜひとも応えなければならない。共に頑張ろう、にっぽん。
Posted by live_twi at 2011年04月05日 09:59
いつも、twitterやこちらのブログを拝見させていただきInspirationをいただいています。

今後、この日本独自の美徳とEthicで、Japanese Wayで復興して行く事を確信しています。

私も微力ながら、頑張ろうと思っています。

毎日お忙しいと思います。どうぞお身体を大切にして下さい。
Posted by guapart at 2011年04月05日 10:46
私は今海外で暮らしていますが、日本で受けた教育、しつけ両方に多大な感謝と誇りを持っています。復興までの道のりは本当に厳しいものだと思います。でも私はもう日本はだめだ、なんて絶対にあきらめたくないんです。だから絶対に日本が、被災地の方が元気になるまで自分の出来ることを続けるつもりです。あれほど多くの方の命と大きな被害が無ければこのような気持ちにならなかったことは本当に恥ずかしいです。「正しく対処するための批判は必要ですが,建設的でない非難は慎み」>いい言葉ですね。
耐え忍ぶだけではなく声をあげましょう。私たちは絶対に日本を建て直せるはず。元気な我々がともに頑張っていきましょう。
Posted by Momoko at 2011年04月05日 12:13
5
海外で日本人学校の教員をしています。
明日子供達に会ったらこれ紹介したいです。

ありがとうございます、よーこさん。
Posted by yamabuki at 2011年04月05日 12:56
5
勇気づけられる内容でした。
それぞれ反例はいくつもあげられるでしょうが、
「我がふり直せ」の精神も我々日本人に備わっていることを
誇りに思います。
ありがとうございました。
Posted by 安国寺 at 2011年04月05日 13:05
日本人であること、
今この国にいることは
偶然じゃないです。
そう強く心に刻もうと思いました。
Posted by ぷう at 2011年04月05日 14:41
5

うれしいけど、ちょっとほめ過ぎ
でも日本人に生まれた事を誇りに思います。
Posted by えつこ at 2011年04月05日 15:18
よーこさん、ありがとうございます。
この10の事が備わっている日本人でありたいと思いました。
Posted by ハルエボ at 2011年04月05日 21:17
5
よいお話をありがとうございました。現在の日本は世界から原発の問題、日本政府の対応力などにおいて厳しい見方をされているかと思います。

一方で日本のよい面をお伝えいただけたこと感謝します。

今回の震災、原発問題でこれまで築き上げてきたジャパンブランドが徐々に崩壊しつつあるように思われます。ただ一方で救いがありました。「日本人」という日本人ひとりひとりの国民性が海外の方から評価されていることです。

今回の掲載されたお話の内容について転載されていただき、いろいろな方に注釈付きで広めてゆきたいと考えています。よろしくお願い致します。
Posted by 高柳康明 at 2011年04月05日 22:29
嬉しくなって何度も読み返してしまいました。
頑張ろうと思えた。
もっと色んな人に読んでほしいです。
Posted by miyuki at 2011年04月06日 03:17
5
「往く道は長く険しい、されど他に道なし、この道を往く」の心境です。

たとえどんな事が降りかかってこようが、それには必ず意味があるのだと思います。僕も日本人の誇りを胸に抱き、この意味を読み解きながら必ずや昇りくる旭日を固く信じて歩んでいくつもりです。
Posted by 月光仮面のおじさん at 2011年04月06日 14:42
5
何か特別な事ができなければ、他人に認められないんだと思っていた。誇れないんだと思っていた。
でも、日本人として自分が生きてきたことが、それだけで十分誇れる事なんだって感じました。
自分の中から自信が静かに溢れてくるような、そんな気分です。これらの事に気づけた事は、私たちのこれからの生き方に大きな影響を与えると思います。
ありがとうございました。
Posted by KAZ at 2011年04月06日 19:18
すばらしい。
ありがとう。
Posted by KEISKE at 2011年04月06日 20:09
さかのうえ様:

後報告ですが、この「日本から学ぶ10のこと」を私のブログで取り上げさせて貰いました。すみません。
さかのうえさんの意訳(日本文)のみをピックアップさせて頂きました。
もし、まずければ直ちにデリートします。
なにとぞよろしくお願いいたします。
なお、私のブログは下記のようです。

「宇宙の中心は勇気だ」

     ↓
http://d.hatena.ne.jp/hhoshiba/20110407#1302190641
Posted by hhoshiba at 2011年04月08日 01:04
5
私も、坂之上さんの意訳があまりに秀逸だったので、私のブログでこれを取り上げるときに、引用させていただきました。

もし問題がありましたら、すぐに削除させていただきますので、大変お手数ですがご一報下さい。

素晴らしいブログですね、今後は読者にならせていただきます。
Posted by fchar at 2011年04月11日 19:25
5
素敵です。
日本人として、誇りに思えます。
私は、今おかれた状況に不安を感じ、何かをしなきゃと思い立って、ブラジルにいる友達や在日ブラジル人向けに日本で流れている情報をピックアップして、ポルトガル語に訳して発信しています。
もしかしたら、海の向こうではこのお話は既に知られているかもしれませんが、是非取り上げさせてください。
Posted by manauara at 2011年04月11日 23:06
5
早速訳して、紹介させていただきました。
Posted by manauara at 2011年04月13日 15:52
5
はじめまして。
あるブログからこの
「日本から学ぶ10のこと」を知りました。
私も、被災地における冷静な日本人の対応に
感銘を受けていました。まったく同感です。

素晴らしい意訳ですので、
私の読者にも読んでいただきたく、
引用させてもらいました。
お手数ですが何か問題がありましたら、
コメント欄にてすぐにお知らせください。
すぐに削除いたします。

このまま意訳をお借りできれば
幸いです。よろしくお願いします。
Posted by kaori at 2011年04月13日 15:57
はじめまして。私も丁度、知り合いのALTの先生から同様の文章を頂き、翻訳してWebにアップしたところでした。
その文章は先生のお父さんからメールで送られてきたそうなので、もう一般の方まで広まっているのかもしれませんね

ぜひ、訳文を載せたページから、この記事にリンクを貼らせて頂きたく存じます。
http://aiprami.web.fc2.com/index.html

また他の記事も読みにお邪魔します。では……
Posted by Prami at 2011年04月18日 02:38
感動しました。不謹慎かもしれないけど、今回の災害があって日本人であることに誇りがもてたのが嬉しい。
私もHPに引用させていただきました。問題あれば削除しますのでご連絡ください。
Posted by ohayo-ko at 2011年04月27日 11:27
心温まる話やGoodNewsで世の中をした満たしたいと思っておりましたところ、こちらの記事に出会いました。日本から学ぶ10の話を引用させていただいてもいいでしょうか。
新聞紙上では、日本人の美徳をほめたたえる海外からの話題を聞いていましたが、このような具体的なことは存じませんでしたので、とても惹きつけられ、紹介させていただきたく思いました。

MLやtwitter「yohko幸せになるために」などで紹介させていただきたく思いますので、どうかよろしくお願いします。

Posted by yohko at 2011年05月16日 15:24
5
本当におっしゃる通り。今日の毎日新聞で初めてメールのことを知りました。
大きな悲劇を経験した国民が誇りを持てるのは素晴らしい。
ただ間も無く2年経ちますが平時のような錯覚が生じ震災や原発のことが脇に追いやられつつある怖さを感じます。
あのように緊急時に評価された日本人が平時に逆に愚かさをさらさないよう政治に期待したいのですが。
Posted by Tak at 2013年02月10日 11:54
はじめまして。
このことについて、
こんなことを言っているひどい人がいます。
日本人だと名のっているけど、たぶん違うと思う。
日本人でこんなことを世界に発信する人はまずいないからね。

まあ、読んでみて下さい。↓

Anonymous5:06 AM

I'm Japanese, but after reading this bull shit, fuck this. their were raid, there were rape, people stole, it's not all happy and glory and grace and shit like that. Your only information you got was from the false media, and you think that's true.
I'm sorry to what happened in Japan, but you are ignorant.
You don't know half the shit we went through.



http://akatsukiotoko.blogspot.jp/2011/04/10-things-to-learn-from-japan.html?showComment=1363132539940#!/2011/04/10-things-to-learn-from-japan.html
Posted by 匿名 at 2013年03月13日 09:01