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NPO法人フローレンスは、被災三県(福島、宮城、岩手)において震災のため経済的に困窮する中高生を対象に、無償の学習支援を行う。
以前よりフローレンスはひとり親等貧困世帯に、安価な病児保育を提供していた。そうした貧困対策を行っていた時に東日本大震災が発生。震災の影響で経済的打撃を受け進学をあきらめざるを得ない子ども達が、大量に発生することが予測され困窮家庭への支援を決定した。
プロジェクト原資は孫正義氏からの寄付と共に、全国に寄付を呼び掛けていく予定。
(株)ベネッセコーポレーションが「進研ゼミ」の無償提供をする。
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彼は教育の機会格差のことを以前から、どうすればよいか、まじめに考えていた。
だからこそ、その発想が人々の共感を呼び、どんどん形になっていったのだと思う。
今回実際に子どもたちが使えるような事業になった。
この事業内容をみて、私は
行政だったら、こんなに早く、支援が具体化できただろうか?
企業が、このような利益がでない事業を単独で開始できただろうか?
なかなかむつかしいだろうなぁ、と思った。
例えば人々が歪んで直したい部分があるとする。
でも、政治が単体でできない部分、行政が単独で動けない部分 いち企業が自分たちだけでは、でできれない部分をNPOや社会起業家が補う
それが理想的な形である気がする。
今回のプロジェクトはそんな感じ。
行政も、政治も、企業も、NPOもお互い一番得意なことを、それぞれ助け合ってやるの、すごい素敵だと思う。
この事業、もちろん、山あり谷ありだと思うけれど、今勉強ができずにいる被災地の千人の子どもたちにこれから確実に届く。子供達の将来のきっかけになりうる事業。
岩手・宮城・福島に在住の東日本大震災によって被害を受けた中学生・高校生にどうぞ知らせてあげて下さい。