2012年04月17日

パレスチナ大統領とお会いして思ったこと

Abbasパレスチナ大統領、外務大臣が来日時の正式なモーニングティー。
実は、私この会のゲスト選びを一任されてしまいました。

ゲストはパレスチナに投資やビジネスができる可能性のある起業家。

で、国際派、大統領と対等に話せそうな人を誰にするか、なかなか難しかったです。


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Abbas大統領のイメージは国連のスピーチ。CNNで聞いた時の強烈な迫力をイメージしていました。
でも少人数でお会いして、
あれ、と思ったことがありました。


大統領、可愛いんです!!!!

途中で、隣に座っていた楽天の三木谷さんに、
このお菓子パレスチナの。「これ食べて、食べてっ」て言う様子とか。
私は対面にいたので、微笑みかけて下さる様子とか。話内容そのもの、とか。

とにかく、愛嬌があるって感じでしょか。


これは、実は先週、別の国の首相とお茶させて頂いた時にも強烈に感じたことなのですが。
たぶん、何かのリーダーになるって

才能も緻密さも段取り力なども、学問も、賢さはもちろん、必要なんだと思いますが。

最終的にどこか憎めない。可愛い、っていうところ、が相当大事なんじゃないか、って。。

写真 (13)


企業の社長でも、NPOや、学校のPTAでも、リーダーにたとうと思う人の大事な素質は、「完璧であろうとする」ことよりも、案外、人として『こぼれでる可愛さ』みたいなところにあるのかもしれないなぁ。。って思いました。


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この記事へのコメント
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親日派の中国人経営者から、「日本人の社長は『我が社の技術は最高です』と強調するけれど、あまり強調すると経営者自身にもビジネスにも面白さが無いことを技術で埋め合わせようとしているようで逆効果ですね」と指摘されたことがあります。日本の外交下手も外交官に可愛らしさが乏しいからかもしれませんね。筆記試験で選抜しているのだから当り前かもしれません。
Posted by 田代秀敏 at 2012年05月08日 09:16