元世銀副総裁の西水美恵子さんと知り合ったのは、2009年の7月です。
このブログで、私が書いたことに対してのコメントを頂いたのが縁です。
その時に私が書いたブログエントリ
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私たちが泊まる北京の5つ星ホテルの道路はさんだ、脇細道に親子が寝ていた。
乞食ではない。村からの労働者だ。
昼38度を超す、蒸し暑さは夜になっても変わらず、そのたぶん父であろう男の人が息子の背中をトントンとさすりながら寝ていた。
7歳か8歳。子供の腕の細さが痛々しかった。
どうしたらいいんだろう、どうしたらいいんだろう、私はパニックに陥ってしまった。娘の手を握りしめて歩いた。
その後、部屋に戻ってアイスクリームが食べたいという娘にあたった。
あなたは何にもわかっていない、と。
自分が何もできずにいることを5歳の子にあたってもしかたがないのに。。
ホテルの贅沢な部屋の中で、そのぎこちない違和感と無力感とで、ベットの中で涙が止まらなかった。
どんなことがあろうと子供が、道で寝るようなことがあってはいけない。
背中をさする父親の愛と私が娘を愛する気持ちとどのくらいの差があるというのか。
どうしようもない格差は、本人の努力だけでは埋まらない。
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それに対して、美恵子さんが海外から直接メールを下さったのです。
貧困に関しての「罪悪感」のことを書かれましたが、とても貴重な感情ですので、大切になさってください。貧困は放っておけばいつか必ず国家に何らかの不安定と危機をもたらします。寄附やスポンサーをすることを、絶対軽く見ないでください。
It is not what you do, but how you think about what you do, that changes the world.
それから日本でお会いする機会が何度もあり本当に信じられないくらいの貴重な沢山のアドバイスを頂きました。
私が(社会に役にたつプロジェクトだけをしよう)という強い信念を強化したのは、美恵子さんの本とアドバイスがどんなに影響しているか。
美恵子さんの言葉の威力のすごさは計りきれません。
私は、フリーで一人で会社にも属していない人でも、女性でも、ママでも、リーダーになれると思います。
というか、皆がリーダーにならなければいけないと思うのです。
世の中は、自分がどう思うか、それによって変える事ができるのだと、西水美恵子さんとお会いして3年たった今、はっきり自信をもって言えるようになりました。
It is not what you do, but how you think about what you do, that changes the world.
あなたの中のリーダーへ
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