2012年06月05日

卒業のカードを見て感じたこと

高校生から、卒業のカードを娘ちゃんがもらってきました。
そのカードを見て、ちょっと考えてしまいました。

このカード、アメリカンスクールの卒業生が卒業の感謝の言葉や、i miss youとか書いて渡すものとして、作られたカードです。

asij2



でね、開けたところに、
asij1


Stay hungry, Stay foolish スティーブ ジョブス氏の言葉が印刷されてるの。
これは、もちろん多くの方がご存知の伝説のジョブス氏卒業スピーチの言葉。



だけど、私え?アメリカンスクールって、スティーブ ジョブスに関係あったのか??
と思わず検索してしまいました。笑
(見た感じでは直接関係ない感じ。)

いや、スティーブ ジョブスはとっても素晴らしいんだ。。もちろん素晴らしいんだけど
学校の正式なカードに入れちゃう感覚が、たぶん日本の学校とは違うのかな、と思ったのです。

2つの点において。

1つは、
Stay hungry, Stay foolish
が(重要だ)と先生とPTAが(認識)しているのだよね。
人から foolishと思われてもいい、はみ出しちゃっていい、型にはまるな、と。

2つめ、高校を卒業する学生に向けて、の言葉として
人間的にはどうなの?と評価が分かれている彼の言葉を印刷するって。

やっぱり、アメリカって、ビジネスで成功した人に(素直に)と敬意を示すよね、と。

日本の高校で、とても尊敬されるビジネスマンの言葉を印刷して、全員に配ろうと先生が言ったとするじゃない? 

あと、その企業じゃない企業につとめる親とかがなぜなんだ!!?とか、公平じゃないとか。言い出しはじめ。。

それ、なんか色々もめそうじゃない? 苦笑


この記事へのトラックバックURL

この記事へのコメント
わたしは、ちょっと違った感想をもった。 

Jobsは、イノーベーターってところが、評価されていると思う。米国でも、成功したビジネスマンの典型みたいなトランプみたいな人には、評価が分かれるし、たぶん卒業祝のカードにも引用されることはほとんどない。

それから、日本でも、本田宗一郎とか 松下幸之助とか、ビジネスマンでも、(わりと素直に)社会的敬意を示されいるんじゃないでしょうか。 彼らの言葉を生徒全員に配っても、あまり、もめそうもないと気がするけど。

ASJがカードの引用文をどれだけ深く考えてたのかは分からないけど、Jobsのスピーチや人生を知っていることが大前提で、この逆説的メッセージを印刷したのではないのかな。じゃないと、若い子に、文面どおり、stay foolishを人生の指針としてもらっては、困ります〜><。






Posted by kenkenmama at 2012年06月06日 02:02
日本では、本田宗一郎とか 松下幸之助とかでも、もめるかもしれないと、ご指摘いただきました。そっかー。

そういえば、日本での卒業生への言葉といえば、去年3月の震災直後の立教新座高校の校長先生のものが、あの当時の状況にふさわしく、よかったと思います。http://niiza.rikkyo.ac.jp/news/2011/03/8549/

「嵐にたけり狂っていても海に出よ」とか、大学では海を見に行けとか、ちょっとだけ、stay foolishにも通じるところもあるかな〜と、思いますが、さすがに、経済人ではなく聖書を引用してますね。 

Posted by kenkenmama at 2012年06月06日 09:48
5
明日が今日になると、昨日、最後のメモリが一日になることはもはや重要ではない、我々は突然、自分が無意識のうちに、時間によって前方に押されている見つける、それはまだ別の列車が行くには電車ではありませんあなたは、前進のような錯覚を感じるかもしれませんが、私たちは本当の成長のために、このケースでは異なってくる。
Posted by gucci 財布 at 2013年07月06日 17:45