2012年11月11日

幸せの国、ブータンにいます!

ブータン到着しました。
日中はあったかくて、夜がズンと寒いです。標高2800メートル以上ある場所にいます。

今回は国のゲストとして迎えられました。
なぜ?
実は、この旅、星槎グループの宮澤保夫氏の20年以上のブータン王室、政府とのつながりのおかげで実現したからです。

人生を逆転する学校  情熱こそが人を動かす
人生を逆転する学校 情熱こそが人を動かす


宮澤先生は、本当にあたたかくて、楽しくて、そして純粋な少年のような方です。
毎日政府の高官とのミーティングを準備しながら、同時に炊飯器を買って来て、私たちの為にご飯を炊いて下さるという気の使い方。。。

私が初めて宮澤さんにお会いする前に上記の本を読み、途中でやめることができず眠れなくなってしまいました。こういう人が教育界にいてくれて本当に良かったなぁと思える方です。

旅行をしきってくださっているのが、星槎グループ国際学園の理事長の井上先生
井上先生は、数週間前にブータンの新聞にお妃様とトップにのっているというぐらいのブータン通。

そして、今回、ブータン初めて組は、あのカリスマブロガーのちきりんさんがすごいと言っている 八王子の医療法人社団KNIの理事長 北原茂実先生。

「病院」がトヨタを超える日 医療は日本を救う輸出産業になる! (講談社プラスアルファ新書)
「病院」がトヨタを超える日 医療は日本を救う輸出産業になる! (講談社プラスアルファ新書)



「病院」が東北を救う日 (講談社プラスアルファ新書)
「病院」が東北を救う日 (講談社プラスアルファ新書)


ビジョンと実行力を伴う方で、カンボジアの病院の前で女の人が死んでゆくのを見たことで絶対にこんな医療制度ではダメだと思い、カンボジアの医療制度を改革することを考え、それを実行にされていらっしゃる方です。

カンボジアだけでなくアジア全体のことを考え、日本も含め、その国のそれぞれにあった政策は目からウロコ状態で、その話の面白さ、豊富さに圧倒されます。
今、医療はキューバが凄いそうで、世界の中のことを知っているからこそ、北原先生と話をすると、日本が何をするべきか、の立ち位置がはっきりと見えてきます。


そして東京大学医学部の渋谷健司教授。渋谷先生は、医学雑誌のランセットの日本特集を組むことができるレベルの先生で国際保健分野で世界で戦えるリーダーたちを輩出しています。

渋谷先生が今回のメンバーを構成したのですが、皆がそれぞれ個性がすごい。。。濃すぎるメンバーです。苦笑



私は、医療、農業、教育がこの国でどうなっていて何が必要で、何が必要でないか、各先生方の考えをまとめる役目です。どの先生もどの国でも、自分の力で自立することが大事だと思っているので、そのサポート、日本の今までの知恵をどう協力できるのか。戦略的に考えていきたいと思います。

ブータン4

保健省のトップ、事務次官との会談風景

教育、経済、医療 農業のトップとの会談以外にも現地での病院やゴミ処理、大学、貧しい地域の病院、10日間、しっかり見てくる予定です。
ブータン3



それにしても、今回のメンバー個性的。。それぞれにものすごい幅広い経験をもち、壁にぶつかり、それを乗り越えてらした方々なので、話がとにかく面白いです。もう笑いが絶えません。
海外に一緒に行くとまるで、お互いの性格がすぐわかるので、昔からの親友みたいになりますねw


実は私に初めてブータンへ行かないか?の打診頂いた時に、娘が小学3年生なので、そんな長い出張無理〜と思い断る予定でいたら、旦那が「そんな面白そうな仕事は、一生のうちに何回もないので、断るなんて馬鹿じゃない?僕だったら絶対行くよ。面白そうだもん」と笑って言ってくれて行く決心がつきました。

昨夜、宮澤先生と井上先生が相談して、ホテルに新しいルーターを買ってきて、設置してくれて、ネット環境をドラマチックに改善してくださり、朝スカイプつけっぱなしで娘といつでも思う存分テレビ会話できる状態にしてくれました。

幸せの国で、幸せだなぁと何度も思いましたよ。ほんと。


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