仕事が上手くいかない。家庭が上手くいかない。
自分がちっぽけな存在に感じる。
なんだか、もやもやした気分であるなら、今年最後の読書としてかなりおすすめの本です。

祈りよ力となれ――リーマ・ボウイー自伝
重い本です。重量も読み応えも、実際のページ数も。
リーマ・ボウイー 2011年ノーベル平和賞受賞者の、ここまで書く?と思わされる赤裸裸な人生が語られています。
犠牲にして、頑張って頑張って来たのに、いじめられる様子など。。。
何かをやり遂げようとした人のはじまりは、とても小さく。。。。。。。
どんなに尊敬されている人でも、私たちと同じように、苦しみ、壁にぶつかり、泣き、家族の問題を抱えながら生きているというあたりまえの事実を見せてくれます。
そして、それでも目の前に何か光りがともるような。。読み応えある一冊です。
もしもなんだか疲れているならば、ゆっくりと、時間をかけて読んでみて下さい。
久々に深く深く色んな意味で息をすうことができる気持ちになれるかと思います。