2013年05月22日

人生という教科

4年生の娘が学校のプリントを音読してて、ちょっと、うるっ、ときてしまったよ。
声が子供の声でこれ読まれると。。。


人生という教科

大橋 政人        

だれも問題を出してくれない
だれも答えを見てくれない
君はもう、そんな教科を学び始めただろうか

自分で問題をつくり
自分でその問題を解いていく
それが他の教科と
人生という教科の一番の違いだ

四つの例文の中に
一つも答えがなかったり
四つの例文が
ぜんぶ正解だったりすることもある


はじめは
目を
白黒させることがあるだろう

黒が白くて
白が黒いことだってあるだろう


だけど
問題は自分で出すんだ
というコツさえつかめば
あとはだんだんとうまくいく

決められた教科書や問題集がないかわりに
君の考え方一つで
君以外のぜんぶが
教科書にも問題集にも先生にもなってくれる

そんな中で
君らしい
とびっきりステキな
新しい問題をつくっていくんだ

自分の考えで
自分の責任で

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この記事へのコメント
いいですね、これ。
Posted by HIDARIUMA at 2013年05月23日 04:39
結婚のずっとまえ、PRESENTを読んでから、洋子さんの言葉達に片想い中です。いつかこんな素敵な言葉達と両想いになれるように毎日懸命に生きてます。洋子さんありがとう^ ^
Posted by 桃子 at 2013年05月23日 12:26
ステキな詩ですね〜
読みながら「うん、そうだ、そうだ」と頷きながら激しく納得しました^_^
Posted by ミミ at 2013年05月26日 08:02
こんな素敵な文章が教科書にあるんですね(*^^*)自分の問題は自分で出す。そうですよね。
Posted by 利沙 at 2013年09月18日 07:29
「結婚のずっとまえ」を手に取って以来、ずっと洋子さんのファンです。

私は、いま壁にぶつかっていて、
どうしていいかわからなくてよーこさんの言葉を見返しています。 

友人たちとの連絡手段を数年にわたりある方に覗かれている状態で
連絡もなかなか気軽にできず、また私が関わることで迷惑かけてしまっているのではないかと考えると、どうしてよいか全く答えがみつかりません。

黒が白くて
白が黒いこともある。。。

もっといろんな角度から物事をみるとステキな
答えがみつかるのかな。

コツをつかんで「うまく」いくようがんばります☆




Posted by サトミ at 2016年04月29日 01:47