実は今まで、外国で災害が起きると、国やNGOや企業がバラバラに助けに行っていました。
その時に、「助けに行っていいか?」と各政府に聞いてから助けに行くというタイムラグもありました。
これでは、ロスがありすぎだよね、というところから、先に取り決めをしておこうよ、そしたら、もっと迅速に助けにいけるし、効率がいいじゃないかというアイディアで、昨年インドネシアで行われた防災会議でスタートしました。
これは日本主導でスタートした国際機関で、私は全体のブランディングの戦略担当で参加しました。

ユドヨノ・インドネシア大統領にアジアパシフィック アライアンスを説明している鵜尾氏と根木氏
昨日のNHKニュースでも紹介頂きましたが、今回のフィリピンの災害、アライアンスも動き出しています
韓国でも募金を開始しすでに寄付をアライアンスを通じて決定。インドネシアも企業に呼びかけて支援をはじめています。
日本のプラットフォームとしても、寄付受付を開始し、昨日13日から11月末日までの18日間、全国のローソン店舗11,497店のレジ横募金箱で「2013年フィリピン台風救援金」の受付を開始します。
(日本赤十字社と共同募金)
またこちらからも、オンラインで寄付が可能です。
JustGiving Japan
Yahoo基金
これは例えば、日本に災害があった時は、他のアジアの国が「企業」「NGO」「行政」があらかじめ連携し助けにきてくれるという仕組みです。
災害援助は、国の利害を超える、そういう本当の意味での平和を追求していきたいという思いで生まれた国際機関です。まだまだ規模は小さいですが繋がることの重要性を感じています。
どうぞご協力よろしくお願い致します。