寄稿文の翻訳をお願いしたきっかけで出会った関美和さん。
寄稿文の内容で、書き直しを何度も指示したりしたのに関さんは嫌な顔ひとつせず、素晴らしい翻訳をして下さいました。
そんな関さんが翻訳された新書。
現在ニューヨークタイムスで絶賛されているベストセラーで、本当にあったこと。
いい本でした。
特に、家族でもない、恋人でもない、恋愛に関係なく、でも、人生にとって、ものすごく大事な人、という存在をつくることは、ありえる、という話。
これを米国のバックグランドがない人、宗教とか貧困を知らない人たちが読んで、どこまでわかるのか正直、私にはわからないけれど、根っこのところの「人間関係のありかた」には、触れることができるんじゃないでしょうか。
この家族でもない、恋愛でもない(友情? 友情という言葉であらわすには、なんだか違う)そんな強く繋がっていると思える関係って、とってものすごく大事。
自分にとっては、モザンビークのプラ子ちゃん
との関係が、そんな感じだと思う。
この本のように劇的ではないけれど、そういう関係が、私にもいくつかある。それは自分の人生をとてもゆたかにしてくれてるんだ、と思います。そしてそれは、やってくるものではなく自分でつくるもの、だ、とも。
人生が、家族と恋愛だけだったら、ちょっと寂しいと思える人へ。