2014年02月22日

吹雪でお父さんが命をかけて守った女の子

===2014年2月21日15時29分 読売新聞から===========
 
 吹雪の中、父親に守られて助かった湧別町の小学4年生の女の子が、読売新聞に「応援してくれた全国の皆さまへ」と題した手紙を寄せた。この1年に届いた励ましに感謝し、「たくさんの人達ひとたちからの応援がある事をわすれず、人を想おもえる大人になれるようがんばります」とつづっている。

 女の子と当時53歳の父親は昨年3月2日夕、乗っていた軽トラックが吹きだまりで立ち往生。車を降りて近くの親類宅へ向かったが、猛吹雪のため途中で動けなくなった。父親は女の子に覆いかぶさるようにして一夜を過ごし、翌朝、警察官に発見されたが死亡した。

 事故後、湧別町役場には、女の子を励まそうと計約400通の手紙や電子メール、ぬいぐるみなどが届いた。女の子はすべてに目を通しているが返事を書ききれないため、今回、本紙にお礼の手紙を託した。

 当時、気付いたら病院にいたという女の子。手紙では「お父さんがわたしを守って亡くなったと聞いて、とても悲しくなみだがポロポロ流れました」と振り返り、多くの支援について「とてもびっくりし、心からうれしく思いました」と感謝の気持ちを表した。

 母親は数年前に他界し、女の子は事故後、町内の親族女性(64)と暮らしている。今の生活について「とても元気です。毎日30分かかる雪道を友達と2人で学校へ行き、楽しく勉強しています」と書く一方、「夜ベッドに入ると、とてもやさしかったお父さんの顔がうかび、なみだが出る事もあります」とも明かした。
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実は、当時、彼女が母親も亡くなっていて、親族がいない状態という話を新聞で読んで、旦那と私いてもたってもいられなくなりました。ちょうど娘と同じ年でしたし。。。旦那が養子にしたいと本気で言いだして、そのことについて夜中まで、旦那と話しあいました。

なぜこの子なのか?
片方が外国人の家(文化が違う)に引き取られてかわいそうでないか?
突然東京に来て幸せだろうか?
会ったこともない顔も知らないのになぜ引き取りたいのか?
ただの同情でこういうことを言っているのか?

とにかく無数にでてくる問いに二人でひとつひとつ答えを探しながら。

もともと旦那の友人で、自分の子どもがいて二人目を養子もらっている米国人が4人ぐらいいるのです。彼等、皆、幸せそうなので、前から私が二人目を産んでくれないなら、養子もらいたいと旦那はいつも言ってたんですよね。。。

次の日、市役所に電話して、もしもひきとる親戚がいない場合は、里親リストにいれて欲しいとお願いして連絡先をあずけました。

その日のブログ、そういうことは何も書いてないけど。。その時に対応してくれた役所の方が教えてくれた寄付先が書いてあります。まだ引き続き寄付できると思います。 その時にこのエントリがニュースに転載されて沢山の寄付してくれた方々がいたと聞きました。少しでも役にたてたこと嬉しかったです。

今回は、私たちとはご縁がなかったけれど、彼女がすくすく幸せに育ってくれることをいつもずっと祈り続けていくのだろうなと思います。

yotsuba



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