義父の御墓参りに行きました。
北京の郊外、車で一時間ぐらいのところです。
山肌が美しい場所。
まず、この中で、亡くなった方の十二支の場所で、もってきたお金(もちろん偽物)を焼きます。
それから、お墓へ。
カタチは、日本のお墓と似ているのですが、造花のレイが飾ってあるところが多いです。
最初はめちゃくちゃ違和感ありますが、見慣れるとなかなか、枯れないし可愛いしそれもいいかな、と思えてきます。
家は生花。菊です。
でもいけずに、花びらだけにバラバラにします。
全部花びらだけだと豪華じゃないから、いくつかそのまま花もそのまま置いておくと美しいよ、と日本人嫁(=私w)が口をはさんで、こんな感じになりました。
今までと違う感じ。
うわ、このやり方は綺麗だね、と皆が言って、娘もうなずいていたのでこんな些細なことが家の伝統となってゆくのかな、と思いました。
義父はとっても穏やかで優しい人でした。
経済誌のコラムに共産党の批判を書き、文化大革命がおこり投獄されるという歴史に翻弄された人でした。
帰って、娘が、おじいちゃんハンサムだったんだね、と写真を見ながら、祖母に言って、彼女が目を細めて喜んでいる表情とか。。その場面ぜんぶが、とても愛おしかったです。