2014年04月28日

とっさの危機にどう行動するか

この記事を読んで、本当にむつかしいなぁ。。と思いました。
自分だって、どうすればいいか、わからない時に、正しい行動できるかどうか。


「セウォル」号沈没事故 指示無視の学生が助かり従った学生が犠牲に

 16日に発生した韓国・珍島沖の客船「セウォル」号沈没事故の行方不明者の家族や韓国の国民には、事件の残酷な実態が突きつけられている。「セウォル」号がバランスを失い大きく傾いた後、船上にいた300人以上の学生のほとんどが、その場での待機を求める船内放送に従ったために、沈没した船に閉じ込められてしまったのだ。一方、指示を無視した学生は救出される結果となった。新華網が報じた。

 事故後、韓国メディアは、「親はどのように子供に教えればいいのか?これからも、年上の人や権威に対しては絶対に従うようにと教えるべきか?それとも、自分の判断で行動するようにと教えるべきか?」と困惑する報道をしている。

 韓国紙「中央日報」の22日の報道によると、事故後、救助に駆け付けた船舶の船員達は、「「セウォル」号が沈没する前に、数隻の船舶が現場に到着し、救助の準備を整えていた。しかし、船から逃げようとする乗客の姿はほとんどなかった」と振り返っている。

 「「セウォル」号」沈没当時に現場に出動したタンカー「デュラエース」のムン・イエシク船長は、「様子がおかしかった。船が45度以上も傾き、回復不能な状態だったが、海に飛び込んだ人はいなかった。珍島海上交通管制センター(VTS)の連絡を受け、我々をはじめ、いくつかの船が周囲ですぐに救助する態勢を整えていた」とし、「誰でも船から脱出すれば救助できる状況だったが、船の外に出てこないのでもどかしさを感じた」と語っている。

 救助された乗客が韓国のインターネット上に投稿した、事故当時の動画を見ると、「「セウォル」号」が大きく傾いているにもかかわらず、学生らが、宿泊していた4階の客室内に静かにとどまっている様子を捉えている。同動画には、その場で動かず待つようにとする、船内放送も記録されている。

 今回の事故で、ほとんどの乗客が船側の指示に従っていたことは、西洋諸国の多くのメディアも報道している。例えばロイター通信は、「年功序列、長幼の序を重んじる韓国社会では、上の者や権威に対する疑問を抱いたり、反論したりすることはない。多くの乗客が船側に完全に従い、逃げるチャンスを逸した可能性がある」と伝えた。


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つい最近も、あるプロジェクトで私ひとりが某件について大反対して。結局はそのまま実行され、でもたいして騒ぎにならなかったということがありました。


終わって、皆、私のせいで、夜中まで、かき回されたわけで。。。。あいつダメダメじゃないかって思ってると思います。

でも、私は自分が、騒いだからたぶん何らかの影響あり良い作用があったんだと思っているので平気なんですが。。苦笑


前にも、よーこさん、正しいか正しくないかわからない状態で、大勢と違う自分の意見を堂々と言うって、よくできますよね。。としみじみと言われたことがあります。(; ̄Д ̄)


もちろん、後でそれが逆に悪い結果になる可能性だってあるわけですし。
それが正しいとも限らない。


自分で考えろっていっても、考えて行動して、それには責任が伴う。

言われたことと違うことを考えて動く事で、自分の評判、仲間、精神的に失うことも多いわけです。
ういちゃうわけですから。



私の娘は、すごく保守的です。私とは全然性格が違うの。
いくら教えても、たぶん言われたことに、従うんじゃないかと思います。
でも、「どう思うか?」ということは、学校から帰って来たら、話しあってみようかな、と思いました。

ただ、「自分が正しいと思う事が正しいとは限らない」っていつも肝に命じておくことって同時に思ってます。結果を見れば簡単だけど、結果は本当にその時その時の状況で変わるわけで、実際はとても難しいことだと思います。


追記
過去エントリ。娘との話。何が正しいか、何を優先するのがいいかってほんとうにわからないし、むつかしいです。もう一度読んでみたら、自分が正しい、と思うことを押し付けてるだけなのかな、とか。思いました

あひる

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