2015年04月26日

LGBT法連合会のサイトできました

私には、米国のデザイナー時代にLENという親友がいました。
彼はゲイでした。
一度、「ゲイであることをやめられない?」とわたし無邪気に彼に聞いた事があるのです。

その時に彼は、苦しかった子供時代の話をしてくれました。

「まわりの子からいじめられ、殴られ、好きになった人からも気持ち悪いと言われた。
そして実の母親にも嫌われた」と。

彼は言いました。
ゲイであることをやめられるなら、僕が一番にやめる、と。

私はその彼の横顔が忘れられません。

今回、初めて日本でLTBT法連合会が結成されました。
そしてLTBT法連合会のウェブサイトできました!
私は統括ディレクションしました。
デザインはサイカンパニーです。

LGBT法連合会のサイト


59


彼らが目指しているのはいじめられ自殺に
追い込まれている子供がでないように
差別を禁止する法律を先進国並に
してほしいということです。


もちろん米国でもゲイに対する
差別は今でもたくさんあります。
州によっても法律は随分違います。
でも差別をなくす法律が制定される度に
人々の意識が確実に変わっていくのを
目の当たりにしてきました。


日本でも理解の流れが加速していきますように。


ーーーLGBT法連合会のサイトからーーー

日本では、LGBTであるだけで
いじめられ追い詰められます。

LGBTは生まれた時からの状態であり
自分で選ぶことはできません。

まわりの理解がなく悩みあぐね
自殺を選んでしまう子ども達も多くいます。

LGBTの差別を禁止する法律は、
EU加盟国全て、オーストラリア
米国(州別)等の先進国で制定されています。

国連でも同じような動きがあり
こうした法律はグローバルスタンダードになっています。

多様性をみとめる環境づくりは課題を抱える
子供を支えになるだけではなく
周りにいるLGBTでない子どもたちも
強くやさしくします。

日本でも先進国と同等のLGBT差別禁止法を。

この記事へのトラックバックURL

この記事へのコメント
 客観的には判断できにくい悩みで自殺してしまうというのは、周りの理解不足が大きいので素敵な取り組みだなと思いました。

 私はノーマルと言われている人たちでも他人を蹴落としたり他人を差別したりする人たちが多いので、性差にかかわらず人間として魅力がありこころが誠実な人は胸を張って生きていいのにと思います。

 私の幼児の娘は発達障害の疑いがあり、先日ママ友に本当にささいですが『差別』を受けました。親として心が張り裂けそうでした。他人と違うことを受け入れるのは親としても勇気が要ります。『あなたに私の娘の何がわかるの?』って怒りで自制心が崩れていくのが分かりつらかったです。

 形やこころの違いで差別されるのではなくて、人間の器で相手を判断できるような人間になりたいです。
Posted by りい at 2015年05月01日 15:03