私には、米国のデザイナー時代にLENという親友がいました。
彼はゲイでした。
一度、「ゲイであることをやめられない?」とわたし無邪気に彼に聞いた事があるのです。
その時に彼は、苦しかった子供時代の話をしてくれました。
「まわりの子からいじめられ、殴られ、好きになった人からも気持ち悪いと言われた。
そして実の母親にも嫌われた」と。
彼は言いました。
ゲイであることをやめられるなら、僕が一番にやめる、と。
私はその彼の横顔が忘れられません。
今回、初めて日本でLTBT法連合会が結成されました。
そしてLTBT法連合会のウェブサイトできました!
私は統括ディレクションしました。
デザインはサイカンパニーです。
LGBT法連合会のサイト
彼らが目指しているのはいじめられ自殺に
追い込まれている子供がでないように
差別を禁止する法律を先進国並に
してほしいということです。
もちろん米国でもゲイに対する
差別は今でもたくさんあります。
州によっても法律は随分違います。
でも差別をなくす法律が制定される度に
人々の意識が確実に変わっていくのを
目の当たりにしてきました。
日本でも理解の流れが加速していきますように。
ーーーLGBT法連合会のサイトからーーー
日本では、LGBTであるだけで
いじめられ追い詰められます。
LGBTは生まれた時からの状態であり
自分で選ぶことはできません。
まわりの理解がなく悩みあぐね
自殺を選んでしまう子ども達も多くいます。
LGBTの差別を禁止する法律は、
EU加盟国全て、オーストラリア
米国(州別)等の先進国で制定されています。
国連でも同じような動きがあり
こうした法律はグローバルスタンダードになっています。
多様性をみとめる環境づくりは課題を抱える
子供を支えになるだけではなく
周りにいるLGBTでない子どもたちも
強くやさしくします。
日本でも先進国と同等のLGBT差別禁止法を。